Vol.5 世界市場への挑戦
インタビュー内容
世界市場への挑戦
道具
おかげさまで日本においてはアイフィルターもメールフィルターもシェア55〜56%、6割弱頂いております。ファイナルコードも年5倍ですかね。1年間で去年も5倍、今年も多分そのくらいは伸びると思ってまして。非常に順調にご購入いただいで伸びております。
次は海外ですね。去年の4月にシリコンバレーにオフィスを1つ作りまして、今年の2月にシンガポールにオフィスを作りました。今年の夏までにイギリスに作る予定であります。でこの3拠点ができますと、アメリア、アジア、ヨーロッパという展開になるわけですが。
これまでは私たちはどちらかというと日本を中心にここの場所で作ったものを日本のお客さんに提供していました。おかげさまでアイフィルターもメールフィルターもシェア6割弱まで頂きまして、非常に順調に伸ばすことが出ました。最近はファイナルコードというファイルセキュリティの商品もおかげさまで急激に販売を伸ばすことができています。
で、これまで日本でビジネスをさせていただく中で、海外から入ってきた製品に対して私たちは迎え撃つと競争して、おかげさまで勝つことができた。これからは私たちが作ったものが日本のお客さんじゃなくて、世界のお客さんに私たちがチャレンジすることかなと。ということで去年から始めました。1年間やってみて、非常に好感触を得ています。
世界の人達がインターネットに求めるものセキュリティ製品、求めるものって僕も共通していると思っていまして、それを日本人の細かさ、かゆい所に手が届くような品質、機能であれば時間はかかるかもしれませんけど。席巻できるんじゃないか。と信じてますし、正にそういう思いも、目標をもって去年からトライしています。
道具
情報漏洩ですとか、標的型攻撃ということで、かなり社会が変わりましたと。今まではファイヤーウォールですとか、アンチウィルスソフトで対策できているということから、もう対策ができていない。しなければいけないに大きく変わりましたね。
それによってなかなか私共も年10%の成長しかしていなかったところが、私たちのビジネス、製品にですね、注目して頂けるお客様が急に増えて、年30〜40%の成長ができるようになってきたのはここ2年間の変化。こういう変化が起きると対策が終わるまではしばらくは伸びていくかなと。
このことは日本だけではなくて、グローバルで攻撃というのはもう国境関係なく起きておりますので、日本のお客さんにまず、そういう対策をして頂いて。そのノウハウを踏まえて、ファイナルコードだけではなくて、他の製品もですね。海外のお客さんにも提供していきたいと思っております。
私たちの製品のご要望っていうのも約3倍くらい増えてますかね。そのくらい市場が活性化してきてますので、その期待にこたえられるように製品かいはつですとか、営業の強化というものは増していくように一丸となってがんばっています。
経営者プロフィール
| 氏名 | 道具 登志夫 |
|---|---|
| 役職 | 代表取締役社長 |
| 生年月日 | 1968年2月17日 |
会社概要
| 社名 | デジタルアーツ株式会社 |
|---|---|
| 本社所在地 | 東京都千代田区大手町1-5-1 大手町 ファーストスクエア ウエストタワー14F |
| 設立 | 1995 |
| 業種分類 | 情報・通信業 |
| 代表者名 | 道具 登志夫 |
| 従業員数 | 234 名 |
| WEBサイト | http://www.daj.jp/ |
| 事業概要 | 企業・公共向けWebフィルタリングソフト「i-FILTER」や、アプライアンス製品の企画・開発・販売。 |