Vol.2 起業するために選んだ道のり
インタビュー内容
起業するために 選んだ道のり
道具
何か商売をやるにしても、まず営業だろうというところと後はあの当時給料が良かったっていうのもありますけど。縁ですねたまたまフォーバルさんに入らせて頂いて、あの当時のフォーバルさんはちょうど上場前のタイミングで入社したんですけど。OA機器の販売の会社でしたが、非常に今の私の自分形成の中で、あの会社に入ったことは非常に大きかったですね。
まあ1から10まで教えて頂いたといいますかね。数字に対してすごいシビアでしたので、厳しさですとか、あの会社と言うよりも社会ってこんなに厳しいんだなってことを学んだのと、コミュニケーション能力とか交渉力ですとかということを短い間でしたが非常に学べて、今があるのも最初にあれがあるからだったというか。入社させてもらったのが一番良かったかなと思いますね。
道具
フォーバルさんで営業を経験しました。次はって考えた時にものつくりだろうと、コンピューターってテーマがありましたけれど、コンピューターといってもハードウェアではなくソフトウェアって言うイメージでしたので、ものつくりだってことでプログラム、じゃあ自分はさらに教えてもらう立場なんで、もっと極端なことを言うと小さい会社に行こうということで、同じ渋谷だったんですけど。
社長と部長しかいない1ルームマンションの1部屋でやっているような会社に行きました。その理由はプログラムを学べるところと言うだけでしたね。そこに入れて頂いて、その部長さまにはもう最初の言語の本当に1から半年ぐらいは社内で教えて頂いて、そこでは本当にプログラムを作るというプログラム自身の勉強からソフトを作るということを学びましたし、また小さい会社のいい所、悪いところも体験しましたし。派遣的なですね。正社員じゃない状態で其のオフィスのなかに大体平均すると1社あたり半年位常駐をするっていう立場も経験しましたし、色々なことをそこは学べましたね。
道具
次に行ったのはTDKの子会社TDKコアって会社は昔は本当に磁気のカセットテープ、あれを作ったTDKがあれを世の中に普及させるためにどうしようかと言った時に中学校の英語の音声をカセットに吹き込んでそれを本屋さんで売るというビジネスを始めたんですね。
これが大ヒットして、TDKから独立をして、子会社化して、教育教材、教科書にピッタリ合った教材を作る会社としてできた会社だったんですが、TDKの中でのソフト会社みたいな所に就職。目的は営業をやって、プログラムが分かった。じゃ今度は商品化をする、もしくは事業計画ですとか、損益ですとか、トータル的な所を経験をしないと独立できないと。いうところでそこに入ったのは製品企画ということで入りました。
道具
95年て、まさにウインドウズ95が入ってきて、まああれで、あの前からインターネットはなんとなく少し日本に入って来ていたんですが、ウインドウズ95がもう本当にポピュラーに一般の素人の方まで、インターネットに触れる1つのきっかけになると。で、私自身もそんなに詳しくはなかった。
その当時はけどこのウインドウズ、もしくはインターネット、メールと言うものが世界を変えるらしいと。このきっかけを逃したら、まずいということでつくりました。
経営者プロフィール
| 氏名 | 道具 登志夫 |
|---|---|
| 役職 | 代表取締役社長 |
| 生年月日 | 1968年2月17日 |
会社概要
| 社名 | デジタルアーツ株式会社 |
|---|---|
| 本社所在地 | 東京都千代田区大手町1-5-1 大手町 ファーストスクエア ウエストタワー14F |
| 設立 | 1995 |
| 業種分類 | 情報・通信業 |
| 代表者名 | 道具 登志夫 |
| 従業員数 | 234 名 |
| WEBサイト | http://www.daj.jp/ |
| 事業概要 | 企業・公共向けWebフィルタリングソフト「i-FILTER」や、アプライアンス製品の企画・開発・販売。 |