株式会社キッズライン(旧株式会社カラーズ) 元最年少上場女性社長。オンラインベビーシッターサービス『キッズライン』を運営 株式会社キッズライン(旧株式会社カラーズ) 代表取締役社長 経沢 香保子  (2015年12月取材)

Vol.4 上場を決めた理由

インタビュー内容

上場を決めた理由

聞き手

最初の起業の時に2000年に起業されて、2012年に上場されるわけですが、上場はいつごろから意識していたんですか?

経沢

2007年ぐらいに、当時は2007年問題と言うのが、言われていて、2007年問題というのは団塊世代が一気に退職するから労働力不足になると、そうすると女性がもっと活躍する社会になるということで、女性と言うキーワードで、まだ事業というのは広げていけるんじゃないかというのが1つの私の思いと、あとは社会的責任。
私が女性のマーケットを作りたい。会社をやっているといくつかの山とか谷があるんですけども、それを減らすには優秀な人材をいかに集めるかということで、優秀な人ってどこに集まるかと言うと、挑戦してるとか、ある程度基盤があるとか、みんなソニーには行きたいけど、トレンダーズは知らないですよね。どうやって名実共に力をつけていくかということは、1つ上場というのは通過点、ちょうど2007年問題もあるから、女性というのがもっと注目されるし、やっぱりお客様や社員のみならず、市場の人にも愛されたいというか、そうしないと一流の会社になれないんじゃないかっていうのは、大きなきっかけ、そういう視野を持ったので、上場に挑戦したいというのはすごく思いました。

聞き手

でも、時代からするとすぐ後ぐらいにリーマンショックがあったりとか、震災がったりとかっていう、割と経済が、バブルが崩壊してからやっと持ちなおした時にやってきたショックだと思うんですけど、その中でも一度上場を目指してみるかと思った時に今、あきらめずに目指し続けようという

経沢

決めたことは最後までやった方がいいよというのは、サイバーエージェントの藤田さんにずっと言われてて、やっぱり場上場する、しないというのは、経営者にとって大きな決断だから、しようと思ったのをやっぱりしないというのは一生後悔するよっていうのを言われたのは、私の胸にずっと刻んでいたことですし、なんか自分にも自信を付けたかったっていうのもありますし、そこは通る道だっていう、なんか決まっていた感じですね。
会社のためにもそこはやりたいし、女性マーケットがあるんだってことを市場の人にも知ってほしかった。リーダーが少ないとか、女性管理職が少ないとか、色んな女性にまつわる問題があったから、出来るだけ自分がそこで、フロンティアじゃないですけど、経験してみたいと思いました。


経営者プロフィール

氏名 経沢 香保子
役職 代表取締役社長

会社概要

社名 株式会社キッズライン(旧株式会社カラーズ)
本社所在地 東京都港区六本木5-2-3 マガジンハウス六本木ビル7F
設立 2014
業種分類 情報・通信業
代表者名 経沢 香保子
従業員数 9 名
WEBサイト https://kidsline.me
事業概要 ソーシャルシッティングサービス『キッズライン』の運営、インターネットを使った女性支援事業、育児支援事業
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