株式会社ネットワークバリューコンポネンツ ネットワーク関連のハードウェア、ソフトウェア販売を手がけるマザーズ上場企業 株式会社ネットワークバリューコンポネンツ 代表取締役 渡部 進　 (2013年1月取材)

プライベート

渡部

鉄腕アトムの頃からかな。古くはね。サイエンティフィックな想像の世界というのは楽しいですね。漫画から科学を学んだ一番最初の出来事は鉄腕アトムですけど、鉄腕アトムが星にいって、上から松明に火をつけて落とすんですね、ロケットから。こう燃えてダーっと落ちていくんですよ。そしたら鉄腕アトムは「あ、ここには酸素がある」と（漫画に）書いてあったんですね。そんなことで分かるのかと。その後、たまたま理科の実験が小学校であって、僕がそれを「酸素があるから燃えるんです！」と言ったら先生が感心して「お前良く知っているなぁ」と褒められた事もありますね。

真面目な宇宙ものというのは、科学的な根拠である程度知識のある方が作っていらっしゃるケースが多いので見ていると楽しいですね。色々科学が出てきてね。

渡部

実家はもともと商店をやっていたものですから、「あきんど」というのは面白いもので、ある仕事をして成功する人は商売替えしてもまた成功するんですよね。呉服屋していた人が洋品店してもまた儲かるですよね、不思議な事に。家電品扱われた人が工具屋をやると。こちら（家電）で失敗しましたと。工具屋もやっぱり失敗するんですよね。

だから同じ職種、同じ製品を扱っていても、儲かる人と儲からない人が出てくるんです。そこに何があるかというと、「ネタは何でもいいんですよ」という言い方があるんです。「ネタはなんでもいいんです」と。家電品でも次から次へ製品が変わっていって、いずれなくなるのではないかと思っている人もいるけれど、また何か出てくるんだよと。ネタはなんぼでも出てくるし、何でもいいんだよと。

だから、「この世の中には商いのネタは尽きる事なし」と言って常に人類、５万年か１０万年かわかりませんけど、ずっとあるんですよ。人類が生まれてすぐできた最初の物々交換からですけれど。物々交換するときも上手な人は上手に交換するし、駄目な人は交換すればするほど、どんどん損をしていくしね。そうでしょう。