Vol.3 事業
インタビュー内容
事業
1
寺井
簡単に申し上げますと、画像系のソフトウェアというのがですね、今後法人の中でも企業様の中でも、画像系のシステムというのはもっと頻繁に使われるようになるであろうというふうに考えまして、イメージレポーターという製品、これは超解像の技術を使ってですね、警察の刑事捜査の初動段階でビデオ映像が持ち込まれるんですね、多くの場合は。
ビデオ映像を見ている限りでは目視で確認できないんだけども、我々のイメージリポーターというソフトウェア、超解像の技術を使うとですね、そこの中のよく映っているコマだけを取り出してきて一枚物の写真を作るんですね。そうすると目視で確認できる。例えばナンバープレートを確認できるようになるとかですね、そういったソフトウェアなんですね。
1
寺井
2つ目のCorporateCASTというのは、よくスーパーマーケットというのはお刺身とかお肉がパックに入って販売されていますよね。調理場でお刺身の切り方とかね、パッキングの仕方、お肉も一緒ですね。それを本部から画像で流して、調理場の方にご覧になって頂いて、均一の品質のパックを作りたいという所でお使い頂いたり、あるいはある化粧品の業界などになりますと、よく百貨店の一階に美容員の方がいらっしゃって化粧をされていますよね。そうすると新しい製品が出たときに、美容員の方が生き帰りの電車の中でスマートフォンでメイクの仕方というものを簡単な画像でご覧になられたり、お客様への販売の仕方を簡単な画像でご覧になられたり、こういったところを直接、個人がお持ちになられているスマート系の端末に配信するような形で業務効率を上げられたりしてるんですね。
簡単に言うと、スマートフォン系のものが2世代前のパソコンとだいたい同じくらいの性能になってきて、無線の帯域が太くなって、しかも個人で安価にご契約してご活用できるようになってくると、そこに対して会社は色々なコンテンツを流したくなるんですよね。そういった環境が出来上がってきているので、ああいった製品がそういう使い方になってくるのかもしれないですね。
画像系というのはその2つの製品を核に、その周辺のビジネスをしていきたいなと思っていますね。
寺井
新規ビジネスってね、実はね、企画立案というのはそんなにむずかしくはないと思います。それを立ち上げていくというのがものすごく努力が必要なんですね。努力というのは簡単に言うと、自分の時間をどれだけそこに投入できるか。残念ながら9時から6時で帰りますというような方には、なかなか計算通りには立ち上がらないですから、過去に新規ビジネスを立ち上げた人たちというのは、それができるかたですわ。
寺井
やはり新規ビジネスというのは試行錯誤を繰り返しながら修正をかけていきますから、そんなに長い時間をかけて立ち上げていくものでもないと思います。そうすると、自分の時間をそこに費やさないとなかなか立ち上がってこないと思いますね。だけれども、我々のそういった経験をしながらも新しいビジネスモデルというのは社内から出てくるというのはとても嬉しい事ですし、あるいは好きこそものの上手なれではないですけれども、社員の好きな事が会社の中で実現できるというのはやっぱり素晴らしい環境だと思いますね。そういうものは作りたいと思いますね。
経営者プロフィール
| 氏名 | 寺井 和彦 |
|---|---|
| 役職 | 代表取締役社長 |
| 生年月日 | 1962年3月4日 |
| 座右の銘 | 「ありがとうございます。」 人の出会いが人格、人生を形作ります。 |
| 愛読書 | 時事もの含めて濫読いたします。 |
会社概要
| 社名 | 株式会社デジタルデザイン |
|---|---|
| 本社所在地 | 大阪府大阪市北区西天満 4-11-22 阪神神明ビルディング 6F |
| 設立 | 1996 |
| 業種分類 | 情報・通信業 |
| 代表者名 | 寺井 和彦 |
| 従業員数 | 13 名 |
| WEBサイト | http://www.d-d.co.jp/ |
| 事業概要 | ミドルウエア等システム開発が主力。業務パッケージソフトの企画・開発も展開。 |