株式会社デジタルデザイン データベース用アクセス高速化ソフトウェアなどを開発・販売 株式会社デジタルデザイン 代表取締役社長 寺井 和彦 　 (2013年8月取材)

キャリア

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寺井

上級管理、数字をとりまとめされる方と、プログラムを作る方と、業務をなされている方と、やっぱり求める事というのは少しずつやっぱり違いがあるわけですね。会社の方針は一つパサッおりますけれども、そこの中でそれぞれのポジションで違いが少しずつ出るということは当然のことだと思います。いま私がチームの方々に望んでいるのは、まずは自らコミットしたことを実行する、ないしはしようとする、それぞれの方々は主体者ですよ、ということをですね、最近よく言うんですけれども、主体者の方が他人事のように言う事が結構あるんですね。ないしはできていないことを当たり前、ないしは見過ごしてしまう、自らに甘い方が多いわけなんですけれども。ひょっとしたら最近の環境によるものなのかもしれませんが、そこは注意して見るようにしています。

できなくてもできなかった理由を明確にし、それを次に活かしていただけるような環境を作っていきたいんですね。出来たときはあまり学ばないんですね。出来ているときというのは。出来ていなかったときに初めて学ぶわけですから、そういったことは注意して見るようにしています。もう一つはそれぞれのところで、それぞれの得意分野をどう上手く組み合わせていけるのか、誰しも得手不得手というのがあってですね、不得手のところがフォーカスされますとね、なかなかそれぞれの方々のパフォーマンスが発揮できない。でも得手のところになると当然パフォーマンスを発揮してくる訳ですから、それをどう上手く組み合わせるのかということを常々考えるようになりましたね。

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寺井

会社というのは行き帰りの時間を含めますと、仮に８時間会社にいらっしゃって、行き帰りに１時間ずつ使うとすると、昼休みに１時間あったとすると１１時間くらい、行き帰り、ドアtoドア、ドアからドアまで、戻るまでに１１時間くらい過ごすわけですよ。１日ウィークデイで１１時間過ごす会社というのは義務感で仕事しても面白くないですね。何か達成感がある仕事をするからこそ、その時間の過ごし方が豊かになるわけでありまして、それぞれの方々がその時間を費やしてその目標を達成していく、ないしは仕事をしていく事に対してですね、その時間の使い方をいいものにしていただけるようにするために、どういうお仕事のお願いの仕方、ないしどういうお仕事のお願いするのがいいのか、というのはそれぞれの上位役職者の方々には考えて頂いて、それぞれしっかりコミュニケーションを取って下さいねというお話をしていますね。そうすると良いところが活きてくるし、そういうふうになるだろうと思いますね。

寺井

小さな会社なので、私が近くにいますね。どんな些細なことでもいいのですぐに話して下さいと申し上げていますね。
２つ目は技術、営業、業務という壁は極力払い取ってですね、小さな会社が故に、一人一役、二役というものをお願いし合って頂くと。仕事の機会が多いんですね。求めれば。色々な仕事を経験できますよというようなこと。
３つ目は自分がやりたいというふうに思う仕事は非常に風通しがいいですから、よし、じゃあこれとこれとこれを実現するまでにこういうことをやって、ないしは周りでサポートしてあげて、一度実現してみますか、という話まではすぐに行くと思いますね。
もしも我々の性質で他社との違いが大きくあるというのは。小さいからこそ、それが出来るのかもしれませんね。