東部ネットワーク株式会社 創業から70年以上黒字を続ける物流サービス企業 東部ネットワーク株式会社 代表取締役社長 芦原 一義 　 (2013年4月取材)

事業

芦原

石油とかセメントとかっていうのは、今の輸送、運ばせてもらってるお客さまの仕事を手伝うということで、販売協力することが一つです。もう一つ、燃料の販売なんかは、今の燃料というのは商社ですから、それを扱うことによってのプラス、マイナス、プラスのほうが大きいからやってるんでしょうね。最近では新しいソフトウェアを販売してるんですよね。

芦原

それは3PL事業。3PL事業というのは物流を一括受注するためには必要なものなんです。だから物流業というのは車だけ出していたんです、昔はね。荷主さんが生産したものを全部、私どもの物流センターを作って、そちらでお預かりして、もちろん日付管理から全て保管をして、荷役をして、車を用意して納めると。要は物流に関することは製造会社さんは今まで自分でやってたわけです。それを全部私どもが代行すると、生産以外はね。そういうことに、今一生懸命力をいれてるんですよね。そうするとどうしても、情報というのが一緒にくっついてきてしまいます。どこどこへ何を納めろ、こういうことが一つだけだったらいいわけですけど、ケース数でやると、何万ケースを1日で動かすわけですよね。そうすると当然情報というものは整備されてないと、その仕事は受けられないと、こんなふうになってきたんですよね。その辺のところを今力を入れております。

芦原

基本的には今申し上げた3PL事業を拡大していくということが基本です。私どもは物流センターを作らせてもらって、全部物流を受ける。一括物流をできるものであれば。それはもう何でもいいわけです。そう思っています。今言った3PL事業が一つですね。もう一つは、例えば物流センターを投資しても、売り上げとしては10億ぐらいです。ですからM&Aをある程度考えた上でやっていかないと、成長のスピードというのは上がっていかないと思っています。