Vol.4 キャリア
インタビュー内容
キャリア(社内イベント)
鈴木
いままでいろんな研修、研修というかイベントをやってきました。富士山へ登ったり、フルマラソンとか。社内イベントは強制です。
去年は富士山ではなく丹沢に登ったのですが、今年はまた富士山復活で、富士山は5合目から登り始めるのですが、弊社は24時間365日の対応をしていますので、いちばん初めは3班に分けたんです。会長も私も1回か2回登ればいいかと思っていたら、社員から「社長と会長のいないイベントは社内のイベントと言えない」とクレームが入って、「じゃあ全部登る」と年に3回登りました。会長と私と。
鈴木
富士山でも何でもいいのですが、頂上まで登るという目標があって、それに対して1歩1歩進んでいくわけです
。練習やウォーキングなどで毎日歩いたりしていない人だとつらいんです。5合目から登っていくと頂上が見えないんです。プロジェクトも同じなんです。仕事も、例えば半年ぐらいのプロジェクトがあったときに、ゴールがなかなか見えないじゃないですか。若いやつらが痛いなんだかんだと言いながらうるさいとか言いながら、がんばれと言って、みんな一緒に登っていくんです。面白いことに頂上が見えるとみんな元気になるんです。目標が見えると見えたもう少しだと。頂上に登ったらみんあ元気で。帰りが心が折れるんですけどね。下山がね。経験すればいいんです。
やったことないことプラス、やりたくないなと思っている事でも、やったら意外と、全部が楽しいかというとつらいことが9割だと思うのですが、達成感というのがあると思うんです。
鈴木
仕事だってほとんど嫌な事ばかりじゃないですか、99%嫌なことじゃないですか。
仕事を楽しいと思っている人は、私はもっと仕事をしなくてはダメだと思っているので、つらい経験をしたいからこそ何か目標を達成したり、成果が上がったときに喜びというのは沸いてくると思っています。
楽しいと思ってて成果が上がっても、それは仕事をもっとできるのではないかと、もっとつらいと思わないと、つらいと思うぐらいやらないと、何かを生み出す事はできないと思います。
仕事やっていたり、生きているといろんなつらいこともたくさんあるけど、それを乗り越えられる力をつけていかないと、最終的にはお客様へご迷惑をかけてしまいます。その為にイベントや研修です。
鈴木
常に満たさないようにしています。今の仕事の数があるとして、それに見合った人材を確保しようとは思っていません。常にスタッフにはちょっとしたハードルは設けておきたいんです。ある程度は常に負荷が掛かっているような状態でいることが、その人の成長につながるのではないかと思っています。
鈴木
重要なのは見ていてあげることです。マネージャーや我々や経営陣など、まだ見られる人数なので見ていてあげること。自分が逆の立場で、これ本当にできるのかなという業務を任せられたときに、上の人が見ていてくれるというふうに分かっていれば、どうせやっても誰も見ていないし、評価もしてくれないしなんて思ったら、絶対やる気なんて起きてこないと思います。見ていてあげるというのは必要だと思います。それを見て、叱りつけることがほとんどですが、達成したら褒めるということは必要です。
鈴木
(若いビジネスマンへの)アドバイスは、自分で限界を作るなということです。
とことんやればいいんです。遊びも仕事も。それが会長のポリシーでもあって、それは私もそれを見てきて、やるのであれば、限界までやらないと。自分が今まで限界だと思っていたら全然5合目だった、頂上だと思っていたら5合目で、次は6合目7合目と別の世界が広がっていたんだというのが、見えてくると思います。そうすると仕事に置き換えると、仕事のやり方も変わってくると思いますし、いろんな世界が(広がります)。それを見るためには努力しなくてはいけませんし、つらい思いもしないといけませんし、でもそれを経験した人の特権ですよね。別の世界が見られるというのは。
経営者プロフィール
| 氏名 | 鈴木 崇宏 |
|---|---|
| 役職 | 代表取締役社長 |
| 生年月日 | 1970年6月16日 |
| 出身地 | 栃木県那須塩原市 |
| 出身校 | 都立科学技術大学 航空宇宙システム工学科 |
| 座右の銘 | 自分の限界を越える |
| 愛読書 | その時々で変わります |
会社概要
| 社名 | 株式会社ジャストプランニング |
|---|---|
| 本社所在地 | 東京都大田区西蒲田7-35-1 宝栄ビル4F |
| 設立 | 1998 |
| 業種分類 | 情報・通信業 |
| 代表者名 | 鈴木 崇宏 |
| WEBサイト | http://www.justweb.co.jp/ |
| 事業概要 | 外食企業向けに「ASP(アプリケーションサービスプロバイダ)事業」を主に行う。 |