Vol.3 事業
インタビュー内容
事業(他業種への展開と提携)
鈴木
もう少しで20年になりますが、ずっと飲食に携わってきましたので、9割が飲食で、1割は他の業態もやっています。
我々と同じようなことをASPでやっていて、また社風が同じで飲食以外の例えばアパレルだったり、そういうところがあれば提携、合う相手があればやっていきたいと思っています。我々自身も他業界というのも伸ばしていきたいと思っています。
業界を知らないと、お客様が何を求めているかが分からないので、安易に他業界に出るのではなくて、きちんと準備してから、出ていきたいなと思っています。なかなか管理系のシステムを他業界へというと、かなり時間もかかりますし、競合もたくさんいるので、他業界で同じような管理系のサービスを展開しているところに、販売促進のアプリ、我々の作ったサービスを販売してもらったり、そういう形で他業界へまずは進んで行って、最終的に管理系のサービスをやることになるかもしれませんが、まず足がかりとしては軽めのサービスから入っていこうと考えています。
鈴木
一業界一代理店で考えています。たくさん代理店を作っても、代理店さんにも熱意を持っていただかないといけないので、一業界一代理店でがっつり組んでやっていくという、そのような関係を築かないと。人の商品なんて売りたくないじゃないですか。
業界に特化した代理店さんを作って、その業界向けに改造して、一緒にこの商品、サービスを作ったというその作った感を共有したいんです。これは自分たちの製品だと思っていただかないと、たぶん売ってくれないと思います。共感する作業というのを一緒にやりながら、結婚する前に付き合っているのと同じです。
一つのゴールに対して一緒に共同で作業をやっていけば、心も通じ合ってきますし、目標も明確になってきます。それが見えれば一緒に売っていこうと。売る人は人なので、その人の気持ちがどのように傾くかによって、いくら商品が良くても、その辺の人を動かす力が働かないと物ってたぶん売れないと思うので、その部分をやっている段階です。
鈴木
韓国で20〜30店舗ぐらいやっていましたが、海外の管理系サービスは難しいです。去年の11月にうちのグループに入ったIMCという会社があるんですが、これがお店のアプリなんですが、これを海外に展開しようと思っています。実際にいま香港と韓国とUAE、この3つで、アジア中心にIMCが営業をかけて販売していくという戦略です。
鈴木
まだ飲食業界で全然シェアなんてとれていないんです。そこをまず伸ばしていかないことには他業界に行けませんし、他業界展開も並行してやるのですが、やっぱり一番力を入れなくてはいけないのは、いままでお世話になってきた飲食業界というところに、もっとシェアを拡大していければなと思っています。
そのためにはいろんなハードルを乗り越えないといけないと思うのですが、競合他社もどんどん出てきていますので、価格、単価も下がってきているというのもあります。ただ単価で勝負はしたくないんです。自分で自分の首を絞めているようなものなので、ジャストは高いけど導入したいというサービスを我々は構築して提供していこうと思っています。
経営者プロフィール
| 氏名 | 鈴木 崇宏 |
|---|---|
| 役職 | 代表取締役社長 |
| 生年月日 | 1970年6月16日 |
| 出身地 | 栃木県那須塩原市 |
| 出身校 | 都立科学技術大学 航空宇宙システム工学科 |
| 座右の銘 | 自分の限界を越える |
| 愛読書 | その時々で変わります |
会社概要
| 社名 | 株式会社ジャストプランニング |
|---|---|
| 本社所在地 | 東京都大田区西蒲田7-35-1 宝栄ビル4F |
| 設立 | 1998 |
| 業種分類 | 情報・通信業 |
| 代表者名 | 鈴木 崇宏 |
| WEBサイト | http://www.justweb.co.jp/ |
| 事業概要 | 外食企業向けに「ASP(アプリケーションサービスプロバイダ)事業」を主に行う。 |