株式会社ジャストプランニング 外食業界向けコンピュータシステムの開発・販売で成長を遂げる 株式会社ジャストプランニング 代表取締役社長 鈴木 崇宏　 (2013年4月取材)

歴史(現会長との出会い)

鈴木

ジャストプランニングは会長の吉田が創業した会社で、1994年3月8日に創業しました。私が知り合ったのは、19996年ぐらいだったと思います。当時、私は28歳くらいで、小山高専という栃木に国立の理系の学校があり、そこで知り合って3人で「インディゴブルー」という会社を28歳のときに立ち上げました。

鈴木

立ち上げ当初に会長の吉田と知り合い、その頃インターネットがISDNからADSLに変わっていく時期で、弊社の主力事業の「まかせてネット」というASPの形は、当時まったくなかったので、そういうシステムを作りたいと、「ではうちが作りますと」と。1年2年ぐらいかかったのか、作りつつお互い小さな会社だったので、一緒になろうと言われて、私も会社を立ち上げたばかりでしたので、2年間断り続けました。会長の熱意、誠実さに負けて私が会社をたたんで、1999年にジャストプランニングに我々3人が役員として入りました。「まかせてネット」もその時期から販売開始で、気合を入れていこうという事で。当時、吉田は社長だったんですが、2年間JASDAQに店頭公開ができたので、その時期はなんでもやりました。

まだ成功したとは全然思っていませんが、弊社がターゲットとしているのは、50店舗以下の中小の飲食チェーン店さんなのですが、システムを導入するとなると、当時はASPという形態がなくて、発注して1千万円、2千万円の大金をかけてシステムを導入するのが通常の形でした。最初の初期費用というのが、中小の飲食チェーン店さんにとっては、かなり負担になっていたという現状があって、それを打開できればうちの製品が売れるのではないかという事で、当時社長だった吉田が考案して、私が別に作っていた会社で作りながら、初期費用を極力落として、1店舗あたり月額いくらという形でちょうだいすれば、中小の飲食チェーン店さんでも大企業が使っているような管理系のシステムを使えるのではないかと考案して1999年に発表しました。

今でさえ我々と同じようなASPで管理系のサービスを提供している会社さんはたくさんいますが、当時ASPでやっていたというのは、飲食業界以外でも我々だけだったのではないかと思っています。

鈴木

発表して最初は大きなユーザーさん、もともとユーザーさんだったところに対して提供し始めて、弊社の営業が頑張ってどんどん増やしていきました。

我々がお世話になっているお客様は中小の50店舗、これからどんどん店舗数を増やしていこうというお客様ばかりですので、テレアポではなくて紹介や、飲食店に出入りしている業者さん、そのネットワークを通じてご紹介いただいたという形で、社長さんにお会いできれば一番いいのですが、担当役員の方であったり、そこに近い方にご紹介いただいて、我々の商品を売り込むという形です。