Vol.5 求める人材と視聴者へのメッセージ
インタビュー内容
求める人材と 視聴者へのメッセージ
吉野
当社にとっては、今後の課題の一番大きいのは、人ですね。で、我々自身は技術で勝負する会社なんですけども、技術を作るのはだれかというと、人ですんで、じゃあどれだけいい人に当社に来てもらうかっていうのがカギだと思います。
吉野
マイクロ化学というのは非常に面白くてですね。新しい分野なんですけど、こういう新しい産業というのは、どっちかというと何もないところから生まれるというよりも、業際分野といいますか、産業と産業の境目みたいなところで生まれると思っているんですけど、我々マイクロ化学そのものは、マイクロ波っていうですね、どちらかというと物理学なんですね。物理学と化学の分野、この境目で起きているんですね。
ですから当社には、マイクロ波の専門家の物理学者がいますし、それからケミストですね、化学の分野がいると、さらに我々自身はラボだけじゃなくて、実際に工場レベルで具現化しようとやってますんで、プラントを実際に設計してですね、設計するエンジニア、さらに物作りの専門家ということで、本当にヘルメットをかぶって、プラントを動かしている人間もいますんで、小さな会社なんですけど、1セット全部そろっていて、それがしかもマイクロ化学って所に特化してですね、チームを作っているというのが、大ききですね。
こういう会社って意外とマイクロ化学って意味では無くて、たとえばその化学メーカーさんに行けば一流のケミストリーがいると思うんですけど、マイクロ波の専門家とか、物理学者ってそんなにいないと思うんです。それではそういう人たちはどこにいるかと言うと、電機メーカーさんにたくさんいるんです。
でも電機メーカーさんには化学者、ケミストリーはいないですから、マイクロ波を使ってものを作るというのは難しいと思うんですけど、そういう意味では最初からマイクロ化学を立ち上げようと思ったので、そういう人材が集まってますよね。チームが集まってますね。
やっぱりどんどんいい人に来てもらって、そういう人たちが新しいプロジェクトをどんどん立ち上げると、そうすると我々自身は、実はパイプラインと呼んでいるんですけど、プロジェクトがどんどん積み重なっていくんです。
そこから売り上げと利益が上がってきますので、会社そのものは人はそれほど爆発的に増えなくてもですね。どんどん売り上げですとか利益が伸びていくという、そういう事業モデルになるんじゃないかと思っています。そういう意味では物作りの世界で、日本は元々、物作り大国とか言いますが、物作りの世界で本当にイノベーディブナ技術を技術をベースにしたベンチャー企業ってたくさんあるのかっていうと、そんなにないと思うんですよね。
それはなんでかっていうと、物作りって時間とお金がすごくかかるからと言われていて、我々も10年間ずっと開発をしていましたんで、時間もお金もかかるのは間違いないんですけど、我々自身はそこで培った基盤となるノウハウとか技術をいろんな分野に今後、適応していこうとしているので、そういう意味ではそこでレバレッジが効いてですね、今までにないような物作りのベンチャー企業ができるんじゃないかと思っているんですけど。
吉野
化学産業という非常に伝統的な古い分野ではあるんですが、とにかくイノベーションを起こしたいと新しいことをしたいと、あるいはですね、自由が環境でですね、チャレンジしたいと言う人たちにうちの会社は非常に合っていると思いますので、ぜひ皆さんチャレンジしたい人はうちに来てください。宜しくお願いします。
経営者プロフィール
| 氏名 | 吉野 巌 |
|---|---|
| 役職 | 代表取締役社長 CEO |
| 生年月日 | 1967年7月19日 |
会社概要
| 社名 | マイクロ波化学株式会社 |
|---|---|
| 本社所在地 | 大阪府吹田市山田丘2番8号テクノアライアンス棟 3階 |
| 設立 | 2007 |
| 業種分類 | 化学 |
| 代表者名 | 吉野 巌 |
| 従業員数 | 41 名 |
| 事業概要 | マイクロ波化学プロセスの研究開発及びエンジニアリング マイクロ波化学プロセスを活用した製品製造における合弁事業、ライセンス事業 マイクロ波化学プロセスを活用した製品の製造・販売 |