株式会社丸三電機 様々なメディアから注目されるヒートシンク分野のパイオニア 株式会社丸三電機 代表取締役社長 竹村 元秀　 (2014年2月取材)

自社の強み

竹村

強み。他社との強みというのは、年々僕は変わっていくものだと思っているので、今現在は品質は当り前だとしても、やはり開発技術力というか。やはりそうそう毎年毎年、びっくりするような画期的な新しいものは出せないにしても、研究をさせて、開発をさせて、世の中の市場に新しいものを出していくと。そういう起業でなければ話にならないし、最近では海外展開というのもやっていて、これは2年半前からの方針で、協力会社の海外版の開発。ですから今は仕入れだけで、向こうに工場をもつのではなくて、こちらからも指導しなければいけませんが、指導して、日本で対抗していける当社の技術を教えながら。価格はやはり日本で作るよりも安く。それをお客さんに供給をして、作り上げていくような形のものをやっています。

竹村

やはり差別化というと、納期が早くて、値段がそこそこで、品質が良くて、いい品物。あるいは今までに出ていなかった品物をきちんと元気のある会社として、世の中に出していくということをやろうと思うので、それに特化をして、いろいろなことをやろうと。特に来年度というか、当社は6月1日が期首なので。今まで1年半ぐらい、その方針として温めて、準備をしてきた超短納期対応というのを。短納期にまた超がついて、今まで3週間、1カ月かかっていたものを、細かいのに、あるいは多品種いっぱいあるのに、これは5日で納められないのか、7日で納められないか。その辺のところの状況をいろいろなシステムを全部入れ替えて、対応していくべく、今準備の真っ最中。もうあと数カ月でそれが開始になるというか、それも考えていて、いろいろなことあを対応していきたい。

竹村

新しいことを何かやることによって、やはりさっきから何回も言っている、失敗することもあるだろうけど、失敗だけが残るのではなくて、情報だとか、反省だとか、いろんな意味合いから副産物が必ずあらわれると。ですから、そのままずっと同じことをやっているのではなくて、年々違ったことを、やはり方針で出して、やっていきたいと思って、ずっとやってきたし、これからもその方向でやっていきたいなと思っています。