Vol.3 事業
インタビュー内容
事業
森下
リサイクルの厨房を集める店を全国に展開していくことで、飲食店をやめる、その引き上げが1年に1万件くらいあります。その一方でそれを買って店をオープンしようとする人達が2万人くらい来ます。そうすると当社は単なる物品の店ではなくて情報を加工して情報サービスを提供できる店という位置づけに変わってきます。
そうすると、不動産事業ができますし、これからできる店に人材派遣ができます、店をはじめる時のファイナンス事業ができます、何店舗か展開できるようになった人には投資をして、ファンドの会社ができます、メンテナンスの会社ができます、それから内装工事の会社ができます、しかも徹底的にコスト削減ができます。
「グループでお金を貸しましたから、何でも当社から買ってくださいよ」これではダメです。「お金を貸したので、当社の事業も選択肢の一つにしてくださいよ」「選択するのはあなたですからね」、他社の方が良かったら他社で買えばいい、という形です。
グループ事業を今の200億円が、既存中核ビジネスが5年くらいで約300億円になり、周辺ビジネスが700億円くらいになるだろう、こういうふうに展開を考えています。
ただ単に「ワンストップショッピング」社内にもそういうことをいう社員がいるけれども、そうではなくて、グループの一つひとつが徹底してコスト削減しています。だから「グループの全部を利用しなかったら損しますよ」という体制をつくっていこうと考えています。
フードビジネスとその周辺というカテゴリーの中でやっていこうと、そういうことです。
売れ筋の把握だとか、在庫管理など、普通の物販店が当たり前にやっているところを我々がきちんとやらなくてはいけません。それから、店頭の社員を、ただ包んでわたすだけの社員から、相談にも乗れる専門家に仕上げていく、そうやって内部を充実させながら、40店舗を100店舗にしていく、「充実拡大」というのが今の中核既存ビジネスの課題です。
経営者プロフィール
| 氏名 | 森下 篤史 |
|---|---|
| 役職 | 創業者 |
| 生年月日 | 1947年2月13日 |
会社概要
| 社名 | 株式会社テンポスバスターズ |
|---|---|
| 本社所在地 | 東京都大田区東蒲田2-30-17 サンユー東蒲田ビル7F |
| 設立 | 1997 |
| 業種分類 | 卸売業 |
| 代表者名 | 森下 篤史 |
| 従業員数 | 562 名 |
| WEBサイト | http://www.tenpos.co.jp |
| 事業概要 | 中古厨房機器の販売、飲食店向け内装工事請負、飲食及びその周辺事業者向けファンドの管理・運用、厨房機器のリース及びクレジットの取りまとめ、中古事務機器の販売を主たる業務とする。 |