Vol.3 事業
インタビュー内容
事業(会社の特徴)
小野
うちはneoEMSというビジネスモデルを標榜しておりまして、これは人材ビジネスとモノづくりが合体したものなんです。
ようするに製造を色んなメーカーから受託して、モノづくりを全部引き受けて納めるというのがEMSなんですけれども、ただそこには部品調達とか製造のモノづくりはありますけど、人が介在していないんですね。我々は人材ビジネスから発祥したので、その人材ビジネスとEMSが合体したneoEMSを標榜していると。だから一気通貫で川上から川下までやるようなメーカーが丸投げできるようなそういう仕事の形態をうちがやっているという事に関しては、まだ他の追随はそんなに許していないだろうというのが、特徴のひとつと。
もう1つは海外展開ですね。日本の製造の派遣請負分野の会社で、海外展開している会社は非常に少ないんですね。そういう意味では海外展開をきちんと地に足をつけてやっている会社というのは多分うちだけなので、そこも他社と決定的に違うところかなと。これは元々僕の考えでそのうち日本の中では、どんどんモノづくりが海外に出て行くだろうと、そうすると当然お客様のニーズとしては、海外でも同じようなサービスをしてほしいというのが、数年前から出ていましたので、それに合わせて我々も日本でやっているノウハウを海外に持っていって、海外のローカルの人材を使いながらそこも差別化していくと、さっき言っていたneoEMSの部分に戻ると、志摩電子とTKRという会社は完全なモノづくりの会社ですから、こんな会社をグループに持ってる企業もうちだけなんですね。
中国が今回、日経新聞に載りましたけど、政府系に近い期間をうちがM&A(子会社化)しましたので、これは全土から人を集められるライセンスとか、中国全土の同じような政府系機関とネットワークを持つ事が出来る起業なので、こういうものを持っている会社は中国の民間でもないんですね。そういううちが得た武器を使ってこれから、より優秀な人材とかやる気のある人材を中国の方から持って来て。今うちは無錫と深センという2ヶ所に機関がありますから、日本企業に向けて人を提供していくという事ですね。
経営者プロフィール
| 氏名 | 小野 文明 |
|---|---|
| 役職 | 代表取締役社長 |
| 生年月日 | 1959年2月1日 |
| 出身地 | 長崎県 |
| 出身校 | 東洋大学 |
| 座右の銘 | 人事を尽くして天命を待つ 人生は思い通りにはならないし、正義が必ず勝つとも限らない。しかし自分は嘘をつかずあきらめず力を出し切る事が大事である。 結果が出なければ、それは天がまだ努力が足りないと言っているのだ。 |
会社概要
| 社名 | 日本マニュファクチャリングサービス株式会社 |
|---|---|
| 本社所在地 | 東京都新宿区西新宿3-20-2 東京オペラシティタワー |
| 設立 | 1985 |
| 業種分類 | サービス業 |
| 代表者名 | 小野 文明 |
| 従業員数 | 7069 名 |
| WEBサイト | http://www.n-ms.co.jp/ |
| 事業概要 | 業界No.1の自社工場数を活かした「ものづくり」、中国他グローバルな視野で人材ビジネスを展開する新時代の製造アウトソーシング企業 |