Vol.3 リサイクルの概念を変える同社の事業
インタビュー内容
リサイクルの概念を 変える同社の事業
岩元
日本環境設計の事業はですね。簡単に言ったら、リサイクルのインフラを構築しているということなんですね。まあ分かりにくいと思うんで、環境のインフラの構築とは、消費者が起点になりますので、消費者がリサイクルしやすいように起点をどう作るかというのが1つ。2つ目は集まったものをですね。いかにリサイクルしていくかが2つ目と。3つ目はその材料を使ってサプライチェーンを繋げて、商品を開発してもらうと。
できた商品を今度店頭に並べて、また消費者がそれを買う。またそれを使い終わったら、リサイクルボックスにいれると。で、工場にいくと石油と同じ材料ができて、この地上の資源だけでぐるぐるまわるような社会を作りたいと言うことで、この事業をですね、スタートさせたというのが最初ですね。まあ事業の内容もそういういう風になっています。
岩元
代表的なのはFUKUFUKUプロジェクトというのがありまして、みなさんの着ている服をですね。預かって、また服に戻して行きましょうと。こういうプロジェクトが大きいですね。このプロジェクトはですね。技術も良いものができておりますので、1着の服を預かると約1着分の材料ができるんです。
そうするとまた違う洋服になって、色になって、デザインになって、またそれを着てもらうと。で、またいらなくなった物がこのルートに入ると1着分ができるということでぐるぐるまわると、こういうことなんですよね。ですから代表的なのは服のリサイクルを中心にやっていることです。
プラスチックを地球のプラスにするということで、PLA-PLUSプロジェクトろいうのをやってまして。これは2つ目で。3つめ目は皆さんがお持ちの携帯電話からですね、金・銀・銅を生産してまた資材とて使ってもらうと。この3つが主な事業になっています。
岩元
事象例はですね、いろんなベンチャー大会に最近よくださせてもらうんですけど。そこではありがたいことに大きくなるほど優勝させて頂いているってことで、こういう地味なですね環境、事業が実は一番重要であるということが、言葉として、表現として、形として、分かりやすく表現できるようになったと。これは10年の実績があることのおかげで、消費者に分かりやすくなったということで、いろんな大会に出させてもらって、優勝をありがたく頂いたとかですね。
今年1月はですね、アメリカのハーバートビジネススクールからオファーがありまして、1月には講師としてスピーカーとして皆さんの前で日本環境設計の事業をですね。世界に知って頂ける機会がありますので、そういう機会も頂けているとうことで、最近は日本よりも海外の方がですね。知名度は少し高くなってきたかなって感じですかね。
経営者プロフィール
| 氏名 | 岩元 美智彦 |
|---|---|
| 役職 | 代表取締役会長 |
会社概要
| 社名 | 日本環境設計株式会社 |
|---|---|
| 本社所在地 | 東京都千代田区霞が関3-2-5 霞が関ビルディング5F |
| 設立 | 2007 |
| 業種分類 | サービス業 |
| 代表者名 | 岩元 美智彦 |
| 従業員数 | 29 名 |
| WEBサイト | http://www.jeplan.co.jp/ |
| 事業概要 | 『FUKU-FUKUプロジェクト』『PLA-PLUSプロジェクト』などのリサイクルインフラの構築・運営 |