Vol.2 価値観
インタビュー内容
価値観
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藤木
スイミングスクールは私はすごく社会に貢献している良い仕事だと思って、常々社員にも言っているんですけど、やはり環境の変化という部分で我々企業として今、スイミングスクールを運営しながら、子供さん、あるいは年配者の成人の方、高齢者も踏まえてですね、健康というジャンルでもお手伝いしようという事でさせてもらっているんですが、子供さんのところを考えると、今のお子さんは水泳は自転車と一緒で習わないとマスター出来ないと、習得できないというところでですね、ではそういう環境はどうですかと言いますと、海を泳いではダメ、川で泳いでもダメ、色々な制限がある。
一番にある安心安全という部分ではもの凄く壁が高いと。では今からの子供はどうするのと。本当に水泳が出来ない子はこれからたくさんこれからできるよねという事と、プラス基礎体力を作るにはやはり水泳が一番だろうと、私そこに確信しているつもりなんですけれども、それから年齢と共に色々なスポーツ、色々なジャンルに水泳を卒業していくのは行ってもらったら良いと。でも正直初めの体力作り、基礎体力というのは水泳が一番であろうと。それとやはり水泳を身につけるチャンスが非常に少なくなっているので、われわれはそういったもので社会に貢献出来るという部分では非常にありがたい仕事をさせてもらっていると。
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藤木
皆さんよく色々な事をやったらどうですかという事を言われるんですけれど、1つだけはっきりしているのは浮く事だけは浮き身という事で水泳ではないんですね。水泳というのは泳いで進んで初めて水泳なんです。水泳というのは全身運動だとよく皆さん言われますが、これは100%に近い方が認識してくれていると思います。5体のどこから絶対に使っております。必ず指であっても足であってもどこかを使わないと、推進という、泳ぐという、進むことが出来ないんですね。必ずどこかを使う、という事と、その次にあるのが呼吸。
陸上運動も呼吸はしてますけども、唯一違う事は水泳は呼吸を制限される。それが他のスポーツと大きく違う。呼吸が制限されるという事は、ゆっくり泳いでも速く泳いでも、呼吸をするという運動をしてますから、心肺機能、呼吸器を使いますから、心肺機能がほっといても強化されるんですね。その運動には最高である。負荷をかけなくても呼吸器をトレーニングする事が出来る、という事が一番大きな特徴なんです。
そして抵抗。水の抵抗、浮力と抵抗。陸上でも抵抗はありますけれども、水泳の場合は浮力というものと抵抗が同時にあると。浮力というのは負担が掛かりにくいですね。でも部位の負担はトレーニング、水泳の泳ぎの中で負担はどんどんかかるので、手、足、腹筋、背筋、あるいは足、脚力等はトレーニングされていく。負担が横になるという事ですから、浮力がありますから負担が掛かりにくい。そういう事で全体の体を使った運動ですよと。
これが子供の時に発育発達段階でそれをやると一番の基礎体力になる。脳に刺激を与え、脳細胞を形成させる為にも、そういう部分では非常に私は良い運動だろうと思うので、ここの水泳の部分だけはわれわれが得意な分野ですから、頑張って提供できる時は一生懸命提供しようよね、ということです。
経営者プロフィール
| 氏名 | 藤木 孝夫 |
|---|---|
| 役職 | 代表取締役社長 |
| 生年月日 | 1953年6月4日 |
会社概要
| 社名 | 株式会社ジェイエスエス |
|---|---|
| 本社所在地 | 大阪府大阪市西区土佐堀一丁目4番11号 金鳥土佐堀ビル9F |
| 設立 | 1976 |
| 業種分類 | サービス業 |
| 代表者名 | 藤木 孝夫 |
| 従業員数 | 514 名 |
| WEBサイト | http://www.jss-group.co.jp/ |