株式会社アイスタイル 1,000万人が使う『＠ｃｏｓｍｅ』を基盤に化粧品・美容のマーケティングを支援 株式会社アイスタイル 代表取締役社長 吉松 徹郎　 (2013年6月取材)

価値観

吉松

みんなを向いてる時初めてのビジネスだと思うんですね。それまで、もう14、5年前の話なのであれですけど、当時はメーカーなり、いろいろなクライアントさんがいて、お客さまに商品を届ける。メーカーの型はおきゃくさま、BtoCのビジネスでしたし、メーカーの方のマーケティングを助けるために、代理店やコンサルティングだとか、BtoBという形で、誰がクライアントだとか、非常にはっきりしていたものだと思うんですけど、私たちは対ユーザーの方、化粧品に興味を持っている方々、そして＠cosmeのメンバーの方々。サイトを使っている方々に価値のあるものを提供することに集中しながら、実際はメーカーの方に役に立つ場所を作らなくてはいけないと。ですから会社を始めた当時はメーカーとユーザーをつなぐエージェントだと言っていてですね、この両者をいかにきちんと距離を縮めていくか。両方を向いた初めてのビジネスだったと思います。

吉松

会社の名前はアイスタイルというんですけど、「アイ」というのはやっぱりいくつか思いとうのはあります。私たちの中で7iって言ってるんですが。やっぱり会社を始めた時に大事だった物とかを入れてます。一番最初は「imagiation」、想像です。想像するからスタートし「intelligence」、それを裏付ける知識とか情報があって。やっぱりそれが「innovation」、イノベーティブなものかどうか。そしてそれを起こしていくためには、やっぱり周りを巻き込んでかなきゃいけないので「inspire」周りをしてかなきゃいけないし。でもそのシーンはすごく実現するのは難しい（「infinity」）とか。それを楽しまなきゃいけないとか（「interesting」）。それで最後は自分につながる（「I」）という、7つのテーマを持って今やっています。