Vol.4 キャリア
インタビュー内容
キャリア
河野
売上が2億、7億、20億、40億、60億、100億ときてますので、社員も増えていっている訳ですね。やはり彼らも成長しなければいけないですよ。TKPにいるということは自分たちも成長しなければならないし。社員が成長するから会社も成長する訳なんですね。
平社員だった人がやはりリーダーにならなければならないし、課長にならなければならないし、部長にならなければならない。部下がどんどんついてくる訳ですから、それは1年目だろうが2年目だろうが3年目だろうが、本当にある程度素地があって、情熱を持ってやる気がある人間がどんどん重用していくんですね。子会社の社長に据えたりとか、リーダーにしたり、課長にしたり。本当に1年目、 2年目でもやっていくのです。
勉強するのも大事なんですけど、やってみることはもっと大事なんですね。駄目だったらもう1回役職を落としてですね、勉強し直せばいいんですよ。そこで気付くことはいっぱいありますから、まずは景色を高くする。それでもう1回、自分のやらなければならないことを再認識させることが僕は大事だと思ってるんですね。
「やれ」と言われても誰もやらないんですけど、子会社の社長になったり、上司になったら部下がいるわけですから、自分が全部知っていないといけないですよね。そうすると勉強しなければいけないですよね。一生懸命、本当に必要だから勉強する。ここを必要になるように持っていくというのが、僕の研修制度と自分では思っています。
河野
やはりベンチャー精神を共有できるかというのが一番大きいですね。大企業に行きたい、安定を求めているという人を入れてしまうと、我々のDNAはシェアできませんから。成長していきたいという思いは皆さん持っていると思うんですけど、例えば会社でサラリーマンをやっていて、その中で成長できるのであれば、その中で成長すれば守られているから良いと思うんですね。
でもそれが、自分の成長路線と会社の規模とか「殻」が違えば、「殻」を破っていくしかないんですね。だから自分で最終的に会社を作って、オーナー社長として伸ばしていっているわけなんですけど。とりあえず今できることは当然やらなければならないし、成長しなければいけないけど、その「殻」を破らなければいけない時期がきたら、僕は「殻を」破ってリスクを取ったらいいと思うんですよ。
これは、あとから後悔するかもしれないけど、やらずに後悔するよりも、やって後悔したほうが絶対に良い訳で。成功する可能性も非常にあるわけですから。リスクを取って新しいものを生み出していくわけですから。今ある組織だけにしがみつくのではなく、その組織でもしも付加価値を作れれば、どんどん付加価値を作れる仕事をしてほしいし。その組織を超える自分がいると思えば、「殻」を破って次の展開に行ってほしいなと、そういう風に思っています。
経営者プロフィール
| 氏名 | 河野 貴輝 |
|---|---|
| 役職 | 代表取締役社長 |
| 生年月日 | 1972年10月13日 |
| 出身地 | 大分県 |
| 出身校 | 慶応義塾大学 |
| 座右の銘 | 新進気鋭 常に新しいものに挑戦する為 |
| 愛読書 | 伝記(エジソン) |
会社概要
| 社名 | 株式会社 ティーケーピー |
|---|---|
| 本社所在地 | 東京都新宿区市谷八幡町8番地 TKP市ヶ谷ビル2F |
| 設立 | 2005 |
| 業種分類 | サービス業 |
| 代表者名 | 河野 貴輝 |
| 従業員数 | 1541 名 |
| WEBサイト | http://tkp.jp/ |
| 事業概要 | ホテル宴会場運営、貸会議室運営、企業向けアウトソーシングサービス、各種レンタル&ソリューション・サービス |