株式会社メディアフラッグ 25万店舗の調査実績を誇る、流通業の覆面調査等を行うベンチャー企業 株式会社メディアフラッグ 代表取締役社長 福井 康夫　 (2015年8月取材)

採用する時の 基準について

聞き手

社長から見て、御社の社風というか、社員の方はどんな方が多いですか？

福井

採用する時に学歴とかじゃなくて、人柄で採用しようと、人間性重視の組織を構築するを理念でも掲げているんですけど、いやな奴を取らないようにしているんですよね。元気で明るくてっていうのが一番いいんですけど、性格が良くない奴は絶対取らないようにしようと、仕事ができそうで学歴がすごい良さそうでも、ちょっと嫌な奴と聞いたこともない大学で、でもすごいいいやつだと、必ずそっちを取るようにしているんで、自然と採用の基準がね、ある程度、昔はなかったんだけど、今は理念に沿った人を取ろうという風にやっているんで、会社の雰囲気は似ているというか。僕らが目指す方向に共感してくれる人が多いと思いますけどね。

聞き手

グーグルさんみたいですね。

福井

採用の基準をね、理念を軸に決めると、あまりブレなくなってくると、社長面接まで上がってきたら、大抵、僕が落とすとか絶対ないですし、役員がＯＫって言うのは間違いないのでＯＫとなりますね。昔は結構違ったんですけどね。

聞き手

昔はどうだったんですか？

福井

昔は会社の軸がないんで、あいつはちょっと頭が良さそうだから取ってみようとか、そういうのはぶれているって感じですよね。だから人柄がいいやつを取ろうと、同じ人柄がいい人がいたらどうしよう。という時は酒が飲めるやつにしようとかね、そういうふうに決めているんですよ。

聞き手

どっちも人柄がよさそうで、酒も飲めたら、次は？

福井

そういう時に次は、両方取っちゃう。

聞き手

でも良い人だったらいくらいいてもいいわけですもんね。

福井

そうですね。だからなんか新卒採用はそうしているんですけど、人数とか決めないで、取ろうとしているんですよね。多く取ってもうちは幸い、色んなお店とかやって、アウトソーシングなんで、色んなところに働き口があるんですよね。だから１０人採用で来て、そういううちにあった子が取れるなら１０人取るし、もし合わないような子しかいなかったら、もうゼロでもいいやというふうにやってますね。

聞き手

そこは理念に沿って？

福井

そうですね。そこはもっと会社が発展して行ったら、ステージに合わせてね、違う異端児的な子を取るというのも選択肢としてあるのかもしれないですけど、今のステージの会社だと、同じ方向を向いてね、みんなで助け合いながら仲間とともに励むじゃないですけど、そういうのができる子の方がいいですよね。

聞き手

社員の方はみんな若いですよね？

福井

そらそうですね。２９とか３０とかじゃないかと思いますけどね、平均年齢は。
ぼくが一番上ですからね。４７で。

聞き手

これから本当にそれこそ社員の方も成長して大人になって、結婚やら、

福井

今めちゃくちゃ多いですよ。月に１回ぐらい必ず結婚式がありますからね。そういう時期ですよね。社内恋愛もおおいよね。

聞き手

世の中にこれだけ会社がある中で、御社を選んで入ってきている中で、やっぱりどこか指向性といいますか、合う部分てありますよね。

福井

あると思いますよ。僕がいま４７なんで、あと１５年ぐらいは本当に、２０３０年、オリンピックから１０年ぐらいはやっぱりどれだけ会社を立派にできるかでやり続けてね、少しでも社会にいい影響を出せるようにしたいなと思うんですよね。えでも自分は６２歳じゃないですか、そうすると僕の次の社長って、まさか５５歳ってあり得ないと思うんですよ。だからいまの役員陣とかは僕がもし死んじゃったら、君社長やってねっていうのはあるんですけど、死なないかぎりは次の社長は今の３０歳くらいのやつにやらせるんだと。だからそういう目で今の新卒第一期、二期、三期達を育ててあげないといけないよとかは話をしてますね。