Vol.1 高いシェアを持つサラヤの事業
インタビュー内容
高いシェアを持つ サラヤの事業
更家
私共の会社は1952年創業なんですね。当時は日本で赤痢がすごく流行ってましたので、その予防には、まずは手洗いが大事たということがい割れたんだけど、社会的にそういう器具がなかったので、手洗いの殺菌消毒ができる石鹸液とディスペンサーというかね、容器を作ったというのが創業なんですね。
更家
ですので、手を洗うというのは食品衛生、公衆衛生、病院の衛生というのが主なメインフィールドで、良く病院の医療スタッフの方も手を洗わずに患者様をね、に対応しているケースがあるんですが、これは必ずMRSAとかですね、院内感染のリスクがあるんです。
ですので私共は病院の中でのシェアが40から50はあると思うんですけど、こういう手洗いをちゃんとやってもらうことをいの一番に考えているんです。それから手を洗うとですね、今度は医療器具をね、手術用のメスとかに血液とか体液が付くので、これがウイルスが残るリスクがあって、それをもって医療感染をすると。
昔はC型肝炎が注射の回し打ちからなったように、今は注射はシングルショットですけど、ですのでそういったことは医療現場でも起こっているので、こういうのをちゃんと起こっていくということで、まずは手洗いから医療器具、から環境ですよね。環境をちゃんと正常にする。こういうふうになるとビジネスチャンスが現場ではたくさんあると思うんですよね。
食品衛生でも同じように、これもけっこうシェアはね、40ぐらいは取っていると思いますけど。まずは手洗い、から病院のように医療器具じゃないけどまな板、包丁ね、それから食品機械、これもきれいにしないと食中毒が起こりますね。特に最近はノロウィルスの食中毒が多いんで、これは人間の糞便から出てくるんですよ。もしくはおう吐物ね。
だもんで、洗浄しましょうとか、トイレから、個室から出た時は、手をきっちり洗って、厨房に戻らないとね、ノロウイルスのリスク、特にこの寒い時は起こるので、こういうことを勉強して頂きながら、安定教育も含めて対応してもらいながら、多分私どもしかないので、ある意味面倒くさいですけれども、ある部分は強みが出ています。ですので、こういった中でシェアを伸ばして頂いているんじゃないかと思いますけど。
更家
私共のメインラインは、やっぱり衛生が多くて、衛生関連の食品衛生、公衆衛生、病院の衛生。しかしそういった中で、環境問題、環境とか衛生と健康ですよね、こういう分野で、衛生、環境、健康と3つの分野で、色々な商品とかサービスを作って世の中にお納めすると、こんな仕事をやっております。
経営者プロフィール
| 氏名 | 更家 悠介 |
|---|---|
| 役職 | 代表取締役社長 |
会社概要
| 社名 | サラヤ株式会社 |
|---|---|
| 本社所在地 | 大阪府大阪市東住吉区湯里2-2-8 |
| 設立 | 1952 |
| 業種分類 | 化学 |
| 代表者名 | 更家 悠介 |
| 従業員数 | 1770 名 |
| WEBサイト | http://www.saraya.com/ |
| 事業概要 | 家庭用及び業務用洗浄剤・消毒剤・うがい薬等の衛生用品と薬液供給機器等の開発・製造・販売、食品衛生・環境衛生のコンサルティング、食品等の開発・製造・販売 |