Vol.4 組織づくりと人材について
インタビュー内容
組織づくりと人材について
聞き手
経営者としてこの組織を作るという面では、どういう事を心掛けて社内、例えば制度だったりとか、社員の方の働きやすさですとか、そいゆうものを作っていこうと思ってらっしゃいますか。
宇佐美
会社を創ってから5、6年というのは、どちらかと言うと、社内の人事制度だったりとか、評価の仕組みであったりとか、そうゆう部分を通じて、会社の一体感であったりチームを作っていくというのを考えていたんですけども。
2005、6年ぐらいからですかね、サイバーの役員をやっている時に、サイバーとVOYAGEの違いってどこのありんだろうかというのを、ある意味比べて見るようになった時に、1つ大きな違いだなと思ったのは、採用に対して会社としてコミットする度合が大きく違うなと思いようになってですね。
やっぱり如何に、良い人を採用するか、勿論今でも、良い人採用するのに拘ってやってきたつもりではあったんですけども、それの拘りをもっとこう一段階、二段階上げた拘りを持って採用して行くのかというのが、非常に大事だなっていうのを思ってですね、2006、7年ぐらいからは、採用にかなり拘って行くという所と、一方でどんなに良い人採用してもですね、採用するだけだとみんなバラバラなんですよね。
その為に会社として、一個のベクトルに合わせて行く為には、経営理念が必要だろうという所で、VOYAGE GROUPの場合は、「SOUL」と「CREED]と言って、普通の会社だとビジョンに当たると思うんですけど、我々は「SOUL」と呼んでるんですが、360度すごいと、すごい事やっていこうと、これがこの色んな事業子会社さん含め沢山あるんですけども、どの事業どの子会社であっても、この経営理念は皆心に持ちながらやっていこうよと、そうゆう風にやってきています。
聞き手
ちなみに、宇佐美社長が思ういい人材とはどういう人ですか。
宇佐美
一つ凄くベーシックに、人格的に良い人というのは、これはたぶん僕であろうと誰であろうとこいつはいいやつだねといういい人っていうのは、同じだと
聞き手
素直で、前向きで
宇佐美
そうですね、だと思います。プラスしてと言えば、僕らのビジネスというのは、出来上がった仕組み制度を、ある意味運用してやってくだけではなくて、今ないものを、0から1を作って1を10にして10を100にしてという事を、やり続けていくというのが、僕らの仕事だと思っているので、そうゆう分からない事にチャレンジする事を楽しめる人って言うのは、僕らからとってみると、良い人というより、一緒に働きたい人って感じですかね。
聞き手
もう東証一部上場とかになってしまわれると、ある程度出来上がった会社だと思って入って来られる、つまり自分で何か作らなきゃっていう感覚じゃない人も、沢山来られたりしませんか。
宇佐美
どうなんでしょうね、それはこれから感じる部分なのかも知れないですけども、僕ら自身が、0から1を作って1を10にして10を100にしていく事を、やり続けていく事自体は変わらないと思うんですね、それをやり続けて行かないと、会社として生き残って行けないと思っているので。
それは、今後においても、そういうメッセージっていうのは、社内だけではなくて、そういったこう会社に興味を持ってくれた人に対してもちゃんと、打ち出して行きたいと思いますし、実際安定した会社と思って入社して、ちょっと違うんだけどという方が、双方にとってあまりハッピーではないので、それはちゃんと言っておこうと思います。
経営者プロフィール
| 氏名 | 宇佐美 進典 |
|---|---|
| 役職 | 代表取締役社長 兼CEO |
| 生年月日 | 1972年10月12日 |
会社概要
| 社名 | 株式会社VOYAGE GROUP |
|---|---|
| 本社所在地 | 東京都渋谷区神泉町8-16 渋谷ファーストプレイス1F・6F・7F・8F |
| 設立 | 1999 |
| 業種分類 | 情報・通信業 |
| 代表者名 | 宇佐美 進典 |
| 従業員数 | 270 名 |
| WEBサイト | http://voyagegroup.com/ |
| 事業概要 | ■メディア関連事業(価格比較サイト「ECナビ」、ポイント交換サイト「PeX」、ライフスタイルに特化したメディアの企画・運営「メルメディア」など) ■リサーチ関連事業 (ネットリサーチサービス「リサーチパネル」 など) ■アドテクノロジー関連事業 (PC向け広告配信最適化、広告導入支援事業「fluct」など) |