Vol.5 最大のピンチ
インタビュー内容
最大のピンチ
高村
私の人生最大のピンチと言いますと、ちょうど私が19歳のときに、夜の海に行ってたんですが、その際に異様に目が見えないというような流れで、いろいろ調べていきましたら、今後これは難病の指定を受けていて、目が見えなくなります、竹筒を覗いたような形になりますよ。という話をお医者さんからいただきました。その際にはもう私も正直、精神的なもので、こんなに熱が出るのかというぐらい、二日、三日熱が出て、非常に今後の人生どうなっていくんだろうと、自分自身でも不安な時期がございました。
ただ、今私が39という年齢になるんですが、これは治す方法がない病気という形で、お医者さまも言っておりますので、こちらに関しては受け止めるとこは受け止めて、もしくは目が見えない、目が見えにくくなる分、ほかの方より、何かしら特別なものがあるのではないかということを、自分自身に言い聞かせて、今まで仕事もそうですし、私生活もしてきております。ですから、逆にいろいろ、そういう体のことだけではなく、仕事にしても何にしてもというところでしょうが、何かしらマイナスなことが起こった時に、それをどういう形で自分自身が受け止めていくかというところが、やはり一番重要なのではないかと、私自身そう思っております。
高村
ですから、今現在、逆に私自身は、調査業の調査会社をやっておりますが、調査自体はできません。ただうちのアドバイザーであり、調査員でありという形で、みんなでこのフジリサーチという会社を大きくしていきましょう。皆さんの相談者、依頼者の手助けになるようにしていきましょう、というところを、私のほうも、日々考えてやっております。ですから、逆に言うと、私は、皆さんもずっと一生、生きてるわけではないと思いますが、この私の目もいつまでみえてるかも正直わかりません。ですから、そちらに関しては、早く、先ほど言った全国展開ですとか、そういたものを成し遂げられるようにという形で、日々業務のほうをやっております。
高村
まず私が元々、ある警備会社で施設の警備、施設警備という形で、デパートの施設内の警備をしておりました。ちょうどその頃、私はその目の病名自体を知らずに、これは視野が狭くなるというのを同時に、夜、夜盲症という形で、夜目が見にくいという症状も出るような病気なんです。
高村
その中で警備業をしてる際に、夜になりますと、そのデパートのフロアの巡回という形を上から下までしていきます。その中でフロアのゴミをまとめたものを、例えば3階にゴミをまとめてあれば、そのカートを1階に出すということも会ったんですが。その際に暗いものですから、ちょうど蛍光灯の割れているようなものが、たまたま本当にもう、私の目の前に、その割れているものがあって、そんな時には、もう嫌だなこんな状況はというところで、医者に行って。その当時私は車の免許を持ってなかったんで、警備員もいいですが、ゆくゆくは、不動産業というものもやりたいと。
高村
その理由としては、私の父が、もともと不動産業というものをやりたいと。その理由としては、私の父親が、元々不動産業で、分譲の建て売りというものをしておりまして、小さい頃から、その父がスーツを着ていろいろ職人さんたちをお話をしたり、そういったものを見て、かっこいいなと。私もスーツを着るような仕事をしたいという、おろそかな感覚ではあったんですが。とはいえ、不動産自体、日本でというか、基本的に一番高い商品ですよね。これを売るという営業をやりたいということで、免許を取りに行って、夜盲症があったので、そこで病院に行きましたら、目がこういう視野が狭くなって、夜見えない病気で治す方法がありません。難病指定を受けてますという話を聞きまして、これは困ったと。ただ免許はいずれにしても。免許に関しては視力の検査はありますが、視野の検査というのは基本的にございませんので、通常に取ることができました。
高村
そこから父の不動産屋さんに入社して、元々自分の息子を入社させる気はないというのが、うちの父の考えでああったのですが、免許を取りたて、畑違いの仕事ということで、あとはこの目の病気ですね。とりあえずここである程度の業務、仕事の流れをわかってから飛び出しなさいということになりました。そこでお仕事をさせていただいて、そこから埼玉で一番と言われる不動産屋さんに入りました。そこで営業とは何ぞやということをいろいろ学び、今後も頑張っていくぞという矢先に、車の事故を1回、2回、3回、4回と。
どうしても視野が狭いので、通常の運転ができない。とはいえ、運転してはいけないということを言われているわけでもなかったので。ただ事故を起こすと、やはり何かしら傷つけてしまう。物であり、人でありということで、これ以上車の運転にたずさわるような仕事はできないということで、その時にいろいろ知り合いとで、探偵というお話を聞きまして。であれば自分自身で調査はできませんが、起業して調査員をどんどん入れて、いろいろそういった意味で経営者として頑張っていけば、まだ私もいろいろやれるのではないかということで、探偵業を興そうという形になりました。
経営者プロフィール
| 氏名 | 高村 一成 |
|---|---|
| 役職 | 代表取締役社長 |
会社概要
| 社名 | 株式会社ワンプロテクト |
|---|---|
| 本社所在地 | 東京都台東区東上野3-35-9 本池田ビル9階B号室 |
| 設立 | 2008 |
| 業種分類 | |
| 代表者名 | 高村 一成 |
| WEBサイト | http://fujiresearch.jp/onepro.html |
| 事業概要 | 個人および法人の信用調査業務の請負、各種情報収集ならびに付随する業務、広告および宣伝に関する業務、ブランディング、広告企画制作、広告、販売促進キャンペーンのプランニング、ディスプレイ、サインのデザインおよび施工、WEBサイトの企画制作運営、SEO対策、MEO対策店舗、販売促進のコンサルティングなど |