アドソル日進株式会社 独立系ICT企業として世界展開 アドソル日進株式会社 代表取締役社長 上田 富三  (2013年9月取材)

Vol.3 事業

インタビュー内容

事業

上田

当社は創業して以来、社会システム、社会インフラの「アドソル日進」だということで。やはりこれは景気がどうであろうが、デフレになろうが、インフレになろうが、日本の国内のしっかりした社会インフラを支える、お客様の情報システムをしっかりとやっていくと。なおかつ中立で常にどのメーカーとも等距離で。お客様のシステムを提案して、それを開発して、保守メンテをやっていきたいという風に思っています。

上田


いわゆるソフトウェア会社というのは、ソフトウェアの開発を主体でやっている、またはパッケージ販売している会社が多いですけど。当社はワンストップソリューションサービスと言いまして、リアルタイムOSの、アメリカのOSの代理店をですね、20何年も前に代理店契約をしております。それはハードウェアの制御であるとかですね、情報家電機器であるとか、装置であるとか、産業機器のソースコードまで当社が預かって。「預かって」と言いますか、中身を全部、いわゆるカーネルとかBIOSと言うんですけど、それができる技術者集団を社内で持っております。

上田

今後、どういうエリアに進んでいくかという所なんですけど、色々な国内の社会インフラ、ライフラインシステムの再構築。そういうところを今後もしっかりとやっていきたい、これは1つですね。 2つ目は当社も電力関係、スマートグリット、電力の自由化、これにしっかりと対応していきたい。特に電力関係では同業他社には、ここは負けないよという意識でやっております。3つ目は医療関係です。先生方が今どこにおるであるとか、病院のこの機器が今どこにあるとか。

例えば介護老人ホームのお爺さん、お婆さんが今コケたのが、スマホに来て、介護のお姉さん、お兄さんがすぐに現場に行けるとか。日本のトップベッドメーカーさんなんかも、ベッド周辺に色々なセンサーを付けて、管理するシステム。そういうものも一緒に共同でやらせて頂いたりとか。

やはりこれから高齢化社会になると、医療系、特にITはまだまだどんどん導入されてくると思いますので。社会インフラ、電力の自由化対応、そして医療と、この3つをしっかりと今後見据えてやっていきたいと。なおかつ先ほど言いました、その先のソリューションをどうするかということも、中堅、若手を集めて「アスプロ」という3年後、4年後のソリューションの検討も始めています。


経営者プロフィール

氏名 上田 富三
役職 代表取締役社長
出身地 和歌山県
略歴
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会社概要

社名 アドソル日進株式会社
本社所在地 東京都港区港南4丁目1番8号 リバージュ品川
設立 1976
業種分類 情報・通信業
代表者名 上田 富三
従業員数 489 名
WEBサイト http://www.adniss.jp/
事業概要 大企業向け大規模システムの開発に強み持つ。技術水準に定評。ソリューション提案を強化。
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