Vol.3 事業
インタビュー内容
事業
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梶山
経営課題は50年続いている会社ですので、今は世代交代をいかにスムーズに、そして成長戦略に乗せたうえでしていきたいなというふうに考えています。清掃管理と設備の保守管理、警備業務というこの3つがビルメンテナンスと言います。
設備技師や、建築の資格者が持っているものが設備保守分野。警備も警備業法に則った形。清掃もビル管法というものがありまして、それに則った形でハードアセットを管理、日常管理人さんですとか、清掃のおじさん、おばさんや警備員の人とか、そういう人材を供給するサービスがメインの仕事です。独立系としての強みを発揮していくために、建物管理、ハードのアセットの管理業をやりつつですね、ソフト面のサービスを強化していこうと。
ソフト面の充実というのは、そこに入居されるテナントさんですね。社宅のアウトソーシングですとか、移転ニーズ、事務所の引っ越しするよとか、今の家賃よりもっとコストダウンをして近隣に良い物件がないか、そういうソリューションを提供できるソフトの部分を、ハードの管理をしながら提供できるような事業展開に力を入れています。
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梶山
上場資金をどのように活用するかということで、できれば新業態、新事業の多角化にその資金を使おうという事で、フランチャイズビジネスに加盟して、メンテナンスという事業体は年間契約ですので、もう少し資本投下型のビジネスをやろうということで、お店を作りやってこうと。その後、介護の事業をやろうということで、有料老人ホームですが、その事業に着手をしまして、医療の事業にも医療介護の事業という事で発展していくのですが、将来的に建物を管理するビケンテクノという会社自身が、病院施設や介護施設、それに関連するような建物が多くできるであろうと。今はそういう時代になっていますし、そこでのオペレーションという意味でいくと本業でそういう介護や医療の事業をやっている事というのは、競合他社との差別化になりますし、プラスαの社会貢献に繋がると。
良い場所であれば、われわれ自らでも入居出来るという強みを持っておりますので、そこに入ってらっしゃるテナントさんやビルオーナーさんに、付加価値をどれほど自らの力でもって上げられるか、というところが我が社の強みで、その分野は今後もM&Aや事業多角化、多様化することによって広げていきたいなというふうに思っています。
経営者プロフィール
| 氏名 | 梶山 龍誠 |
|---|---|
| 役職 | 代表取締役社長 |
| 生年月日 | 1968年7月26日 |
| 出身地 | 大阪府豊中市 |
| 出身校 | 日本大学 |
| 座右の銘 | 尊重すべきは愛情と情熱 |
| 愛読書 | 海辺のカフカ 村上春樹 |
会社概要
| 社名 | 株式会社ビケンテクノ |
|---|---|
| 本社所在地 | 大阪府吹田市南金田2-12-1 |
| 設立 | 1963 |
| 業種分類 | サービス業 |
| 代表者名 | 梶山 龍誠 |
| 従業員数 | 2097 名 |
| WEBサイト | http://www.bikentechno.co.jp/ |
| 事業概要 | 清掃、警備、設備管理などの総合ビルメンテ、衛生管理業務展開。病院買収で介護ビジネスも |