株式会社ルネサンス フィットネス業界３位。介護関連強化へリハビリ施設も介護関連を強化。 株式会社ルネサンス 代表取締役社長執行役員 吉田 正昭　 (2012年9月取材)

価値観

吉田

生きがい創造ということを、当然表立ってやってるわけですけど、非常にこう、生きがいというのは、従業員の生きがいも、会員の方の生きがいも両方あると思うんですよね。

吉田

会員の方というのは、まさしく今、この時代というのは、フィットネスクラブに来ることがですね、ライフスタイルの中の一部にはいっているわけですね。特に中高年の方というのは、もう昔では考えられない。毎日フィットネスクラブに来られる方が多くなっています。これは単純に運動の場だけではなくて、来ることで、例えば定年されてリタイアされた方が、家にいると非常にこう、個人、一人であったり、そういったことがあるんですけど、そういう場に来ることによって、お互い年代の近い方たちと、コミュニケーションが取れたり、一緒にトレーニングができたり、イベントに参加したりできるということがありますので、会員の方に、ライフスタイルに応じた楽しみ方であったり、いろんなことに参画してもらえるような環境を作ることがですね、これから生きがい創造のところにあたるのかなと。

もう1つ、これから大きな問題で介護というのが出てくるわけですけど、例えば、そういった一定の領域に来た方、その方が介護が必要になる前の段階というところに対して、しっかり我々が機能を果たすことで、介護に行かずに健常に戻ったり、そこで維持して介護にはならない、お世話にはならないという方が、これから多く出てくると思うんですよね。そういうこともですね、単純に介護になる流れではなくて、その前段階でしっかり我々が介護に行かないようなストップをすることで、新たなその方たちの生きがいっていうことも、提供できるのかなというふうに考えています。

吉田

従業員の方はですね、これは私ども一昨年からEISという、従業員の感動満足という言葉を、全面に出しています。これと横にあるのは、CISですね、顧客感動満足。Iが入っているところが、今回我々が、普通のES、CSではなくて、この仕事ってなかなかなんですかね、感動を得て、自分たちがそういう感動を持たないと、お客様に提案できないわけですね。単純にマニュアルに沿ってやるだけじゃなくて、そういったことで本当にお客様から、感謝の気持ちであったり、時には叱咤激励もあるんですけど、そういったことを糧としながら、自分で勉強していくというようなことで、仕事に対してのやりがい、生きがいを求めていくようなことができる会社じゃないかなというふうに思います。