株式会社リアルビジョン 医療用モニタなどグラフィック関連システムを開発、供給 株式会社リアルビジョン 杉山 尚志　

キャリア

杉山

座右の銘に「我、常に此処に於いて切なり」というのがあります。これは何かというと、いろいろな環境の変化があっても、自分自身はその節々で全力を尽くしなさいということです。

気を抜きたいとかいろいろあるけれど、少しさぼりたいとか、楽をしたいとか、体調とかいろいろな条件があるでしょうけれども、全力を尽くしてやれという話です。それは今も変わりません。

杉山

歴史物や健康物の本は読みます。立派な本を読んでいるわけではないのですけれども、知識に飢えているのです。知識が増えるというのは人間の喜びだと思っているのです。今までは、半導体のかたわでした。皆と話すと、文化面にも興味を持ち、音楽も、私は東京交響楽団の賛助会員で、月に１回は必ず行っていたのです。

けれど、昔学生時代に同じ曲を聴いていて、学生時代というのは格好よさであったり、きっと何か変な雑念があるのでしょう。年を取って、音楽の感受性が出てきて、ですから年を取るとつくづく思いましたが、さきほどの歴史物もそうなのですが、知識に興味を持つ、知識を増やすということに興味を持つ、もともとそんなに嫌いなことでもないのですが。

でもやはり、技術者なのです。ですから技術的な論争にはいくらでもついていくわけです。ですが文化的な話と言われてもわからないわけです。でも最近それがわかるようになったのです。