Vol.2 価値観
インタビュー内容
価値観
杉山
この会社は遅ればせながら、今から旅立つ第二次ベンチャー企業です。だから非常に面白いです。それから、つくづく感じるのが、技術というものは、アメリカのシリコンバレーの時代から、今や中国の上海、北京、それから韓国、アジア圏にどんどんものづくりが移っています。良い技術者がそっちの方から生まれてくるという、そういう状況になっています。
現に私どもの会社は日本人がもちろん一番多いのですけれども、中国人、それから韓国人、アメリカ人、イギリス人こういう従業員がいるわけです。だから大企業とは違った面白さがあって、それで、技術者もやりがいがあります。今私どもの会社に加わるエンジニアは、非常に明るいのではないでしょうか。
周りに優秀な人材が揃っているから、学ぶ機会が多いのです。韓国にも当社があるわけです。そういうところに行って、国境なきエンジニアとディスカッションするというのは、技術者冥利につきるのではないでしょうか。そういう意味では非常にいい会社です。これからも絶好のチャンスだと思います。
杉山
日本の文化というものはITバブルといっても、やはりものづくりだという意識があったのです。あの時は金融業や情報産業のインフラ作りという、そういうところに重きが置かれていたのだけれども、やはり企業文化というのは、基本的にものづくりなのです。そういうものづくりの中でちょっと大変だなと思いながらも、やってみようという気概があったわけです。
半導体ではその当時は20年やっていましたから、知識とベースは普通の人よりは経験があるわけです。ものづくりで人よりは進んでいる事をやれば、市場に認められると思って、意気込んでやったわけです。
それでどうにかやってきたのですけれども、その流れが現在に来ているのです。実際には多難の道で、いろいろなことがあったのですけれども、やはり、市場で受け入れられる製品というものが、時代と共に流れは変わってきます。
経営者プロフィール
| 氏名 | 杉山 尚志 |
|---|---|
| 役職 | |
| 生年月日 | 1942年7月17日 |
会社概要
| 社名 | 株式会社リアルビジョン |
|---|---|
| 本社所在地 | 神奈川県港区赤坂二丁目13番5号 赤坂會舘ビル5階 |
| 設立 | 1996 |
| 業種分類 | 電気機器 |
| 代表者名 | 杉山 尚志 |
| 従業員数 | 3 名 |
| WEBサイト | http://www.realvision.co.jp/ |
| 事業概要 | 医用画像向けグラフィックスソリューション及びアミューズメント向けグラフィックスLSIの開発・販売 |