株式会社ＮＦＫホールディングス プラントエンジニアリングや、燃焼機器等の製造を手がける実質ファブレス企業 株式会社ＮＦＫホールディングス 前取締役 城寳 豊　

キャリア

城寳

考えるということは辛い部分があるし、考えた結論を自分で出さなければいけない、出した以上は自分が責任を持たなければいけません。周りが行ったから一緒に行った、人間というのはいやらしい動物でそれが良いことであれば、良かったとなるけれども、悪い結果だったら、俺行きたくなかったけれども、あいつが行ったから一緒に行ったんだと、俺は嫌だったのに、こいつが行ったから、こいつが悪いのだという言い方をします。

だから、ある意味考えないというのは楽です。体制なり雰囲気に一緒になっていたらいいわけですから。特に当社のメンバーは技術のメンバーですから、やはり１つずつ考えてほしいと思います。考えることは結論を出す、結論を出すことは、結論を遂行することによって、結果の責任をもたなくてはいけない、そこまで私は必要だと思います。

城寳

私は今、置かれている立場を楽しんでほしいと思います。それは良いことも、楽しいことも、苦しいことも、悲しいことも全部含めてです。だから私が縁あってこの会社の社長になった、いろんなことがある、縁があって社長になったから、この苦しみもあるんだなと思っています。

それを苦しみだと思っていたら、人間本当に辛くなっていきます。ですが縁があって、この会社の社長になったと、その縁によってこの苦しみを経験させてもらっているから、これは楽しまないと仕方がないと思います。捉え方の問題、考え方の問題といったら、終わってしまうかもわかりませんが、やはり２４時間生活する中において、しんどい、しんどい、という気持ちでやるのと、怒られるのも苦しみも一つの楽しみで、その場所があるから楽しみがあるんだということでの、楽しみがあれば、逆に乗り越えていけるのではないでしょうか。

ですから単眼にはなってほしくないです。単眼になると、周りのことが見えなくなって視界が狭くなりますから。いろんな人間と経験をしながら複眼になってもらいたいなと思います。