Vol.3 事業
インタビュー内容
事業
岡林
事業の基本が水平展開という考え方をしています。一つの業種を追求しますと、やはり好景気や不景気の波をもろにかぶります。当社の事業の基本は水平に展開していくこと、業種にこだわることなく、製法でビジネスしようとするのが当社のスタンスです。
商品の対象物が手のひらサイズなんです。手のひらに乗るサイズの商品、小さいカメラであったり携帯であったり、その他に時計やメガネフレームもやっています。ですから手のひらサイズが狙いで、設備もそうなっています。
一つの業界が悪くなっても、これもあるさで逃げられるのです。ですから今期が良い例だと思いますが、世間では大変だと思いますが、当社では今期はそこそこの業績が出せると思っています。それが現実的になってきました。
岡林
普通は金属しかあつかっていなところは金属しかできません。プラスチックしかやっていないところはプラスチックしかできません。当社はそういう意味では横に展開しているので、いろいろな材料の融合したものが出せるのです。ですから商品の発想自体もそうなります。そういう企画をお客様に提案して共同でパテントをとるということもあります。
はじめに立ち上げるのは大変です。ただ当社の社員は1つ問題が起きますと、皆でよってたかってやるんです。「それはこういうふうにしたらいいのではないの」ということを皆が言ってくれます。そうすると、やはり完成度の高い良い品物ができるのです。
経営者プロフィール
| 氏名 | 岡林 博 |
|---|---|
| 役職 | 代表取締役社長 |
| 生年月日 | 1950年3月12日 |
会社概要
| 社名 | 日本精密株式会社 |
|---|---|
| 本社所在地 | 埼玉県川口市本町4-1-8 |
| 設立 | 1978 |
| 業種分類 | 精密機器 |
| 代表者名 | 岡林 博 |
| 従業員数 | 4142 名 |
| WEBサイト | http://www.nihon-s.co.jp/ |
| 事業概要 | 当社及び子会社2社で構成されており、時計バンド、メガネフレーム、その他事業を三本の柱として取り組んでいる。 |