Vol.3 事業
インタビュー内容
事業(ブログ事業)
内藤
事業ドメインは、3つありまして、1つ目は、一番最初に手がけた『ブログ事業』。法人さん向けのメインとしています。どのサービス、商材も、『一番最初にうちがやっている』というところが一番の差別要因。知名度も含め、引き合いも多くなっていき、アライアンス先も増えていっている。結果として、アライアンス先も、ノウハウも知名度も競合優位性になっている。法人さん向けノウハウは、ソフトをインターネットを使って、使えるんじゃないかということで、SaaS(Software as a Service サース)と呼ばれるソフトウェア分野に進出した。
光通信さんと一緒に会社を創って展開をしてまして、サービスを届ける販売網が必要になってくる。光通信という会社は日本で一番大きい営業会社、連携というところが一番の強みになる。ITというのは、それだけで競合優位性になりにくい部分がとても強くあって、すぐに真似をしていくという環境があるので、チャネルの部分が強みになる。
ユーザーさん向けサービスは、ブログもそうなんですが、CGM(Consumer Generated Media 消費者生成メディア)と呼ばれているようなユーザー参加型のサービスに進出。求人、不動産といった特定分野のメディアを創っていこうと、リクルートさんと一緒にやってまして、ノウハウが活かされてすごくうまく進んでますし、各業界No1のリクルートさんと一緒にやっている。ここもアライアンスがうまくいっている。ユーザーがコンテンツを作っていって、着メロをやっているんですけど、ユーザーが着メロを投稿してそれを3キャリアを通じて提供している。今までにたまった量が十何万曲とあるので、そもそも、そのたまっている量とたまっていく仕組みが、競合優位性となっている。
広告の配信事業など、特許出しているものがいくつかあって、技術的に競合優位性になっている。基本BtoCのビジネスモデルは『広告』、『EC』、『ユーザー課金』の3つ。そのうちの『EC』はないなという視点で、『広告』と『ユーザー課金』というところを伸ばしていこうとしています。広告も自分たちで代理店をやろうというのではなくて、特定分野、『求人』に今絞って伸ばしているところが強いですし、課金のところは、ユーザーさんがコンテンツを作って、キャリアを通じて提供していくというのを、着メロ意外のカテゴリーでも、どんどんやっていこう。コンテンツをユーザーさんが作ることによって、収益的にみても、コストがかからない。コンテンツが圧倒的に増えていくこと自体が、競合優位性になっていく。そこをもっと強くしていきたい。
経営者プロフィール
| 氏名 | 内藤 裕紀 |
|---|---|
| 役職 | 代表取締役社長 |
| 生年月日 | 1978年7月7日 |
| 出身地 | 東京都 |
| 尊敬する人物 | 諸葛亮孔明 |
会社概要
| 社名 | 株式会社ドリコム |
|---|---|
| 本社所在地 | 東京都目黒区下目黒1-8-1 アルコタワー17F |
| 設立 | 2003 |
| 業種分類 | 情報・通信業 |
| 代表者名 | 内藤 裕紀 |
| 従業員数 | 280 名 |
| WEBサイト | http://www.drecom.co.jp/ |
| 事業概要 | インターネットにおけるブログ及び検索エンジンに関するサービスの企画、開発、運用、及び各種システムの企画、開発、販売、運用を個人及び法人ユーザー向けに提供、販売 |