株式会社ベネフィット・ワン 官公庁や企業の福利厚生業務の運営代行サービスを行う業界No.1企業 株式会社ベネフィット・ワン 代表取締役社長 白石 徳生 

Vol.3 事業

インタビュー内容

事業

白石

ベネフィット・ワンの事業内容は、福利厚生のアウトソーシングサービスといわれていますけれども、本当の目的は全然違います。一言で言いますと、サービスの流通創造をしようと思って作った会社なのです。

例えば歯医者に行こうと思った場合に、流通がないため、どこの歯医者に行ったら良いのかわからず、適当に歯医者に行っていると思います。サービスを比較検討する仕組みが世の中にないのです。物の世界であれば、メーカーがいて問屋がいて、小売りがいて製販分離されていますが、サービスの世界は分離されていないのです。

分離されていない理由は2つあって、1つはサービスは物と違うので、デリバリーの必要性がないことです。あともう1つは、サービス業の方が歴史が浅いことです。製造業は歴史が古いので歴史の中で製販分離が起きたのです。

サービス業は歴史が浅いのでこれから製販分離が起きるだろうと思っています。そこで我々が目指しているのは、福利厚生という名のもとに、サービスの流通を作っていくことです。

白石

ひたすら今はサービスの流通創造をするために、会員制の消費者を集めています。ではどうして会員制にこだわるのかと言いますと、サービスの流通を考えた場合、一番大事な機能は、サービスの目利き、つまり比較検討する機能だと思います。金融の世界で言うと、ムーディーズのような存在です。それを目指した会社としての収益構造を考えた場合に、消費者から会費を頂く、ビジネスモデルの方が圧倒的に有利だという思いがあります。

流通や既存のサービスマッチングというのは、広告料とかあるいはサプライサイドから手数料を貰うことで成り立っています。そうするといろいろな関係がサプライサイド(メーカー)とできます。すると格付けしにくくなります。

ベネフィット・ワンはあくまでも消費サイドから会費を頂いているので、サプライサイドには遠慮がありません。公正な評価をするためにこのビジネスモデルを選択しているわけです。


経営者プロフィール

氏名 白石 徳生
役職 代表取締役社長
生年月日 1967年1月23日
出身地 東京都
出身校 拓殖大学
尊敬する人物 ジョン・レノン、吉田松陰、諸葛亮孔明、アインシュタイン 本田宗一郎(ホンダ)、松下幸之助(松下電器)

会社概要

社名 株式会社ベネフィット・ワン
本社所在地 東京都新宿区西新宿3−7−1
設立 1996
業種分類 サービス業
代表者名 白石 徳生
従業員数 727 名
WEBサイト https://bs.benefit-one.co.jp/bs/pages/bs/top/top.faces
事業概要 福利厚生事業、インセンティブ事業、CRM(Customer Relationship Management)事業、パーソナル事業、BTM(Business Travel Management)事業、旅行事業、ヘルスケア事業、コストダウン事業
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