株式会社ビィ・フォアード 日本一の越境ECサイトを運営。世界124カ国に中古車を販売するECサイトを展開 株式会社ビィ・フォアード 代表取締役 山川 博功　 (2016年4月取材)

他には無いビィ・フォワード ならではの強み

聞き手

今回御社のことを紹介するにあたって中古車輸入業、販売業っていう風な紹介なのかＩＴ企業っていう紹介なのか、なかなかに難しいなと思いまして。

山川

初めは中古車販売会社ですけど、今はインターネットでＥＣサイトですね。もっと言えば越境ＥＣサイト運営会社です。

聞き手

越境ＥＣサイト運営会社、なかなか聞かないですよね。

山川

越境自体が本当に日本って弱いんで、物すごく聞きなれないというか、親しみのない言葉ですよね。

聞き手

どこがライバルになるんだろうと思って。

山川

日本では無いんで、ライバルになりえるところは無いんで、世の中で見ると、ライバルと言うよりも追いかけている所は、イーベイさんと大きすぎちゃいますけど、アマゾンさんとアリババさん。その３社がずっと遠くの上の方にいらっしゃいます。あとはその下だと、わかんないですね。専門性のある商品を扱ってらっしゃるサイトはあるのかもしれないですけど、うちの会社のサイトと同じように知られていないと思います。人気のあるサイトではないと思います。

聞き手

本当に日本では、御社と同じようなことをやっているのはあんまり見当たらないなというのが、本当に実感しているところでして、パイオニア的な存在でもあると思うので、どこに向かって行かれるのか、これからどういう風に展開をしていかれるのかっていうのが、非常に伺ってみたいと思うところなんですけども。

山川

さっき具体的にお話したのはアマゾンさんは、やっぱり物流をすごく早い時期から作られたじゃないですか。自社ではなかったですけど、その部分がまずはうちは強いんですよね。車を船に乗せて、運んで、例えばアフリカの港、ダレスタラームに着いたとしたら、そこから通関をして、隣の国のザンビアまで２０００キロ走って、届けられるの、届けるのを自分の会社で済ませられるのってないんですね。他には。しかもそれ量がありますよね。そうするとコストがものすごく安くできる。最初は車だけ運んでましたけど、今は部品、車のスペアパーツであったり、バイクであったり、トラクターを持っていくことができるサイトなんですよ。そこがまず他に競争相手がいない、できない理由だと思いますね。
それがあるからこそ、うちのサイトに来訪者が増え続けていて、ビィフォワードのサイトを見れば、今は車に関わる商材だけですけど、間に合うなと。
そのサイトの人気自体、パワー自体強いのも１つですね。あともう１つ最後になかなか他社さんができないのは、お金を回収することですよね。商品を売るんだから、もちろん回収しなくしゃいけないです。どっかでさっきはなしませんでしたっけ？

聞き手

回収できなかった話を伺いました。

山川

それはもうしたくないんで、全部さきにお金をもらうんです。商品を送る前に。

聞き手

それが今はできるようになったんですか？

山川

今はそうです。お金をもらわないと船に乗せないんで、なんでじゃあ送ってくれるかというと、ビィフォワードは変なことを絶対にしないということを世界中の人が知ってくれているんですね。信頼性があるんです。ビィフォワード.ＪＰは。それが強みかなと思います。