全国健康生活普及会／日本カイロプラクティック 連合会 カイロプラクティックを通じて健康の向上と豊かな生活を提案 全国健康生活普及会／日本カイロプラクティック 連合会 本部責任者 岩間 信憲　 (2014年3月取材)

ビジョン

岩間

我々はカイロプラクティックを行うにあたり、テーマを二つ設けております。「健康の向上」と「豊かさの向上」。この二つのテーマで運営させていただいております。「健康の向上」というのは、もちろん先生方が患者さまに対して、カイロプラクティックを施術し、生活習慣の改善を提案することによって、健康になっていただくという重要なテーマがあります。もう一つの「豊かさの向上」というのは、その施術院を経営している先生方がこの仕事を通じて、経済的に豊かになっていただくということが、重要なテーマになっているからです。カイロプラクティックは、仕事として行うものだと思っています。

仕事として行うのであれば、経済的基盤をしっかり持ち、そして長くこの仕事を続けていくことができれば、その先生は、数多くの患者さまを長い期間に渡り、健康にでき、結果的には「健康の向上」となっていくからです。ですから、我々は事業という観点で、どのようにすれば施術院をしっかりと経営できるのか。存続できるのか。多くの患者さまを診て、売上げを挙げていくことができるのか。豊かになっていくのか。これについて施術院の先生方に経営コンサルをし、そしてカイロプラクティックの知識、技術、ノウハウを教育、指導していくという両面で運営をさせていただいております。

岩間

カイロプラクターの数を増やすことです。もちろん一人ひとりのカイロプラクターの先生が、しっかりとした経営基盤を持っている先生を増やしていくということになります。アメリカでは6万人のカイロプラクティックの先生方が施術院を経営しております。日本は人口で換算するのであれば、3万人いてしかるべきだと考えております。まだまだ我々の会は、4000店舗、これからもっともっとその先生の数を増やしていき、そして多くの国民の健康の向上を寄与していきたいと思っているからです。そのカイロプラクターの数を増やしていくということになり、我々はカイロプラクティックのセミナーを開催し、そしてその方が主婦であろうが、お仕事に就いていらっしゃる方であろうが、学び始めやすい環境を作りつつ、さらには全国4000店舗のインターン教育をもって、現場でのその知識、技術をしっかり習得し、そしてさらに新たな勉強を続ける。これを繰り返す生涯学習を行っております。その結果、今37年間でこれだけの店舗網を作り上げることができましたし、これからもその先生方をどんどん増やしつつ、60年、70年、100年とやっていきたいと考えております。

岩間

セミナーは複数あるのですが、一番初めの初級カイロプラクティック事業セミナーから始まって参ります。このセミナーにつきましては、6泊7日の泊まり込みに手、カイロプラクティックを朝から晩まで学んでいただきます。間にはテストがあり、そこで技術の習得度をはからせていただくわけですが、セミナーと申しあげましても、実際に教えるやり方については、マンツーマンで指導させていただくことを徹底させていただいております。つまり受講生と同数の先輩先生というものを、全国の経営している施術院の方から来ていただいて、手とり足とり指導をするということを行っていき、そしてそこで技術、知識、ノウハウを習得していくということになるわけです。そしてセミナーが終わった後は、その方々にはいろいろなスケジュールがあるでしょうから、お忙しいから、または時間がある方、その方々に応じたオーダーメイドの養成プログラムを作らせていただき、その年、何をどう勉強するのか、その次の年はどう勉強するのかというような形で、我が会に入ってくださった方については、生涯にわたって勉強ができる体制を作っております。

岩間

全国で開催をさせていただいている勉強会は1カ月で200から300ありまして、そしてそこの各地の上で学ぶことができるだけではなく、さらなる上のセミナーを受講いただいて、さらなる上の技術、知識を勉強し、そして最終的にはアメリカのカイロプラクティック大学に短期留学をしていただき、解剖実習をしていただく。そこまでの教育プログラムを持っている、日本で唯一のカイロプラクティックの教育機関でもございます。