貝印株式会社 代表取締役社長 遠藤 宏治氏のご紹介

1955年岐阜県関市生まれ。61歳。早稲田大学を卒業後、米国留学などを経て1980年に三和刃物(現・貝印)に入社。1989年、33歳で同社の3代目社長に就任。海外進出を積極的に進め、企業を成長に導く。

貝印グループについて

刃物を中心にその周辺にも製品の幅を広げ、カミソリ、グルーミング、ビューティーケア、調理・製菓、医療用など、1万アイテムにもおよぶ商品を展開。商品の企画開発から生産、販売、物流までの一連を自ら行っている刃物関連メーカーは世界でも類を見ない。

アメリカ、ヨーロッパ、アジア(中国、ベトナム、インドなど)に拠点を持ち、世界数十カ国に商品を販売。海外売上比率は約50%。2000年に発売された包丁「旬」は、欧米市場で累計出荷数500万丁以上など、日本の刃物の品質を強みにグローバルに成功を収めている。

会社基本情報

<貝印株式会社>
・本社所在地:東京
・従業員数:273名
・売上高:259億円(2016年3月期)

<カイ インダストリーズ株式会社>
本社所在地: 岐阜県
従業員数:670名
売上高:167億円(2016年3月期)

遠藤社長が語る仕事内容

「いわゆる刃物といっても多岐に渡っていて、様々な種類の刃物があります。海外市場も様々な国、文化、市場があります。その中で、いかに世界各国にもっと販路を広げていけるかということが、昨今の我々グループの大きなテーマになっています。

 我々の商品の強みとそれぞれの市場を、上手くオーガナイズできて、コーディネートできる人材を募集します。また貝印グループの、海外におけるネットワークづくりにも寄与をして頂きたいと思います。

 我々の海外の拠点は、アメリカ、ヨーロッパ、中国、香港、韓国、インド、ベトナムと色々な所にありますが、最終的には、各拠点の統括責任者になって頂くというのがベストだと思います。また、今現在、拠点が無いのは、南米、アフリカです。南米、アフリカでの何らかのノウハウや経験を持っておられる方は、新しい市場にチャレンジするチャンスとなるため、当社にとって、有意義な人材と考えています。

 今現在の貝印グループの海外事業は、私が先頭に立っています。私と一緒になって、新しいビジネスを構築する、また、今ある既存のビジネスをもっと広げるということをして頂きたいと思っています。」

遠藤社長が語る海外事業の今後の展望

「刃物は、どんな市場にも、どんな地域にも入っていけるという特性があります。ですから、地球上のどんな所にもいけます。市場は、無限大と言いましょうか、ボーダレスに広がっています。

 我々の商品は、やはり人の多さに需要が比例するところもありますので、中国、インド辺りが、今後も拡大するポテンシャルのある市場ではないのかなという風に思います。両国とも既に工場を建設しており、販売、販路の拡大にも着手をしているところです。今後は、南米やアフリカが、中国、インドの延長線上にもあります。また、既存のアメリカ、欧米市場も、まだまだ伸ばす余地があります。本当に海外市場においては、無限大に可能性があるという風に考えています。」

募集要項

職種名海外営業
業務内容ご経験によって、(1)アメリカ、ヨーロッパなどの既存販路の拡大、(2)アジア(中国、、ベトナム、インドなど)の販路開拓、(3)南米、アフリカなどの新市場の開拓営業をお願いします。

商材は、カミソリ、ビューティーケア、包丁などの生活用品、メスなどの医療用品など多岐に渡っていますが、一部の分野あるいは複数の分野での営業をお願いしたいと考えています。
応募資格ビジネスレベルの英語能力、海外営業のご経験
勤務地主に 東京、海外

企業情報

企業名貝印株式会社
創業1908(明治41)年 6月
設立1954(昭和29)年11月
資本金4億5,000万円
従業員273(男151 女122)名
売上高259億円(2016年3月期)
代表者代表取締役社長 遠藤宏治
本社所在地〒101-8586 東京都千代田区岩本町3-9-5
事業所支店:・名古屋・大阪・福岡
営業所:札幌・広島
流通センター:関(岐阜)・長岡(新潟)
企業名カイ インダストリーズ株式会社
創業1908(明治41)年 6月
設立1951(昭和26)年 5月
資本金8,804万円
従業員670(男303 女367)名
売上高167億円(2016年3月期)
代表者代表取締役社長 遠藤宏治
本社所在地〒501-3992 岐阜県関市小屋名1110
工場小屋名、千疋、田原(以上関市)、大和剣(郡上市)