株式会社島精機製作所 世界が認めた“革新的編み機”の全貌と二代目社長の新たな挑戦 株式会社島精機製作所 代表取締役社長 島 三博  (2018年11月取材)

Vol.3 島精機製作所の使命と唯一無二の強み

インタビュー内容

―島精機製作所の使命と唯一無二の強み―

【ナレーター】

横編機の製造販売からコンピュータデザインシステムの開発。それらをつなぐネットワークやIoTまで国内外にその技術を展開している島精機製作所。

ファストファッションの台頭に伴い、生産量が増える中で無駄をどう省くかが、アパレル、ファッション業界の最も大きなテーマだと、島は語る。

【島】

地球規模でみると非常に無駄が多い業界だというふうに、皆が認識しています。

我々の事業というのは、横編機とほかの繊維機械を比べると、唯一横編機というものは糸を原料にしています。糸を原料にして製品をつくる。そのプロセスの中身は、裁断をしても全くクズがでない。

非常に地球環境にも優しい繊維機械ですので、この特徴をもっともっと、世界中に広げていき、最終的にはアパレルファッション業界全体の付加価値を高めていくことが我々の会社の使命かなと思っております。

【ナレーター】

消費地で生産を行い、消費者が欲しいときに欲しい商品を手に入れることができるのが、最も無駄のない状態だと語る島。

それを実現させるのが、従来の生地を縫い合わせるという後工程を省き、1着分の糸でニットウェアの製造を可能にしたホールガーメントと呼ばれる独自の製法だ。

【島】

ホールガーメントを導入することによって得られる、つくる側のメリットというのは、繋ぎ合わせる必要がないことです。

糸を原料にすることによって3Dプリンターのように洋服が出てくる。縫う必要がないことで、消費地で製造を行い、クイックレスポンスを実現することが可能になります。

一方で、消費者側のメリットとしては、消費地でつくったものが買えるということがあります。

また、縫っていないからこそつっぱらず、軽くて非常に伸縮性があり、運動性能が高くなるというメリットがあります。そして、シルエットも非常に三次元で美しいものになります。

ですから、つくる方にも、消費者の方にも非常に大きなメリットがあるというのが、ホールガーメントの特徴になりますね。


社長プロフィール

氏名 島 三博
役職 代表取締役社長
生年月日 1961年6月23日
座右の銘 創造

会社概要

社名 株式会社島精機製作所
本社所在地 和歌山県和歌山市坂田85番地
設立年月日 1962
業種分類 機械
代表者名 島 三博
従業員数 1974 名
WEBサイト http://www.shimaseiki.co.jp/
事業概要 コンピュータ横編機、デザインシステム、自動裁断機、手袋靴下編機などの開発、製造、販売
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