株式会社パソナ 人材紹介事業において、業界トップクラスの実績を誇る 株式会社パソナ カンパニープレジデント (代表者) 渡辺 尚  (2013年2月取材)

Vol.1 歴史

インタビュー内容

歴史

【渡辺】

(弊社は)1993年に立ち上がった会社なんです。以前の社名は人材交流システム機構という社名だったんです。社団法人みたいな変な社名なんですけど。企業間の出向の橋渡しの事業からスタートしたんですね。当時できた経緯というのはちょうどバブルが崩壊した93年ですから、中高年の失業問題が急速に叫ばれた時だったんです。その時にパソナとしても何かしようと。その中で中高年の問題の事業を行うのでしたらぜひやらせて欲しいということで手を挙げたのがこの会社の始まりなんですよ。

私が北海道の田舎の出身で、周りに失業者が多かったんですね。例えば北海道は炭鉱が多いですから、夕張の炭鉱が閉山になった時も、夕張からうちにも転校生がやってきて失業話を聞いたり、町がさびれて失業者が増えて、失業が怖いなという思いと、学生時代心理学を勉強していてカウンセリングを学んでいたものですから、それを活かしたいという思いが重なってですね、中高年の再就職支援事業の方向にいったんです。

【渡辺】

最初の4年間は社外出向の橋渡しの事業を行っており、もう1つは個人でやめてしまった方を一定期間委託契約でその企業の中で、インターンみたいに仕事をして頂いてよければ正式にご入社して頂くという中高年のインターン制度を作ったり、そういうことを小さな規模でやっていたのです。ところが状況がだいぶ変わってきて、日本でも希望退職が増えてきまして、いわゆるアウトプレースメント会社が全国規模になっていったんですね。そこで1999年に今の事業に衣替えを行ったんです。当時「クイズ100人に聞きました」という番組がはやっていましたから、人事部長100人に再就職支援業界に対する不満を聞いて回ったんです。

その結果分かってきた事が、地方でも使いたい方がいらっしゃると。当時業界トップ3の会社でも出店していないエリアが結構あってですね、故郷に帰ってUターンしたいとか、金融系でしたら全都道府県に支店がありますので、地方の現地採用の方とかが使えないんですね。もう一つが欧米から入ってきた手法ですから、求人開拓が弱かったんです。特に外資の支援会社はですね。日本は本当に中高年になればなるほど求人が急減していく国にもかかわらず、再就職支援会社が独自で求人開拓をする力が当時弱かった。ですから使えない空白地帯があるということと、求人が少ないという2つがですね、人事の不満でした。

私たちはそれを解消することだけに焦点を絞って、それで全国展開を一気にやったんですね。2002年に北海道から沖縄までの47都道府県が全部完成しましたので、そこで一気に業界4位までなることができて、その後順調に業績が伸びていき、2005年には業界トップシェアになることができています。今は全国で再就職支援の拠点を約120カ所の支店で運営しています。

【渡辺】

私がパソナに入社した経緯なんですけど、昔テンポラリーセンターと言っていてですね、実は大学2年のときにもうここの入社を決めていたんです。それは「テンポラリー白書」という本を昔のパソナが出してましてね、人材派遣の仕組みについて解説した本だったんですね。会社として初めて出した本でして、たまたま本屋さんで「テンポラリーって何だろう」と思ってですね、不思議な言葉だなと思って手にとって読んでみたんです。その結果、この会社はきっと伸びるだろうと。新しい事を色々やらせてくれそうだし、面白そうだということで、大学2年の時に第一志望を決めようということで、決めて応募して運良く採用して頂き、そのまま入ったということなんです。
どうして人材会社を選んだかというと、これも失業不安なんですよ。というのは北海道というと昔は石炭とかね、水産加工とか、造船とか、一時良かった業界が色々な事で栄枯必衰の歴史がありますよね。その中で40年くらいもつ業界ってなんだろうと思ったらですね、ヒト・モノ・カネというから人材会社はその時代時代で伸びている会社にきちんといいサービスを提供していれば、生き残れるんじゃないかと思ったんです。もう1つ、学生時代から事業を何か興すと決めていましてですね、家が小さいですが、会社をやっていた事もあって、実家に帰ってきて手伝えと一方では言われていましたし、自分も何かビジネスをしたいと思っていましたしですね、大学を出て勤めずにすぐ会社を興すのか、一度修行してから挑戦するのか、もしくは社内ベンチャーをやらせてくれるような会社に入るのか、自分の中ではその中でパソナが当時一番ですね、社内ベンチャーの可能性も含めていいんじゃないかとそういう判断をしたんです。まさにそれをやらせていただけたので、本当にそれはよかったなと思っています。


社長プロフィール

氏名 渡辺 尚
役職 カンパニープレジデント (代表者)
生年月日 1964年12月11日

会社概要

社名 株式会社パソナ
本社所在地 東京都東京都千代田区大手町2-6-2 パソナグループ本部ビル 7階
設立年月日 2007
業種分類 サービス業
代表者名 渡辺 尚
従業員数 9317 名
WEBサイト https://www.pasonagroup.co.jp/
事業概要 アウトプレースメント(再就職支援)組織・人事コンサルティング教育・研修プレース&サーチ(人材紹介)
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